10月27日放送の「突然ですが占ってもいいですか?」(フジテレビ系)に出演した工藤阿須加が、福岡ソフトバンクホークスの監督を7年間務めた父・工藤公康から初めて野球の指導を受けた際のエピソードを披露した。

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2014年に放送されたドラマ「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系)で、ピッチャーの役をオーディションで勝ち取った工藤は、初めて父・公康から野球を教えてもらうことに。

「ひたすら体重移動を5時間『目の前でやれ』って、それだけしか教えてもらえなかった。親父は目の前でテレビを見ていて『どう?』って言ったら、『そんなんで良くなったら誰も苦労しねぇよ!!』とバッサリで。『まぁ、頑張れ』以上。身内にはものすごく厳しい」と、話した。

さらに「遊ぶ金は全部自分で稼げ」との方針で「お小遣いも貰ったことがない」と、公康の厳しいさを裏付けるエピソードを披露した。

また、工藤が18歳の時に芸能界を目指して受けたオーディションで、最終選考まで残っていたのにもかかわらず、「生半可な覚悟で入る世界じゃない」と怒られ、辞退させられたと明かした。

しかし「20歳になる前に父が感じたんでしょうね。呼び出されて、『お前もそろそろ1人の男として社会に出て行くんだから、自分の人生を決めろ』って言われて、心の中に落ち着いたのが“役者”だった。この世界で生きていきたいですって言ったら、『本気で思ったことなら許す』って言ってくれて、今は応援してくれています」と、語った。

工藤阿須加が父・工藤公康とのエピソードを明かした/ ※2021年ザテレビジョン撮影