誰もが知るNHK朝のラジオ体操。実は、考案者の1人は日立市出身の遠山喜一郎さんなのです。
 日立市では、このラジオ体操を郷土の宝として普及し、「ラジオ体操のまち ひたち」を目指し、様々な取り組みを行っています。
 今年度、新たな取り組みとして、ラジオ体操の基本的動作や技術を競う「第1回日立市長杯ラジオ体操コンクール」を実施します!


「日立市長杯ラジオ体操コンクール」とは?


 小学生、中学生、高校・大学生、一般の4部門で行われ、それぞれチームを構成して参加します。
 予選では、全員で”ラジオ体操第一”を行った動画を応募し、基本的動作(正しい姿勢、リズミカル)、技術(指先等の伸び、身体の曲げ方)などの審査基準により、ラジオ体操指導士などによる審査が行われます。
 予選を勝ち抜いた各部門3チームが、12月18日(土)に池の川さくらアリーナで開催される本大会で演技をすることができます。本大会では、全国ラジオ体操連盟の指導員などの審査により、優勝チームが決定します!


企業や家族などでの応募も!
企業や家族などでの応募も!

学校からは生徒だけでなく、先生達のチームも参加!
学校からは生徒だけでなく、先生達のチームも参加!

参加対象


日立市民や日立市に通学・通勤する方で、1団体当たり5人から20人以内で構成する団体


募集期間


令和3年8月5日(木)から11月5日(金)まで
※募集期間が延長されました。




コンクールの詳細はこちら




ラジオ体操の生みの親は日立市出身!郷土の宝「ラジオ体操」!


ベルリンオリンピックでは、体操の日本代表でもあった遠山さん
ベルリンオリンピックでは、体操の日本代表でもあった遠山さん

 日本の誰もが知る「ラジオ体操」。考案者の一人は、日立市出身の遠山喜一郎さんです。
 ラジオ体操は、無理のない全身の筋肉や関節を動かすような構成で健康効果があるほか、体操をする場がコミュニケーションの場になる効果も期待されています。


無理なく全身運動。ラジオ体操ってすごいんです!


 「簡単、容易でだれにでもできる」「どこでもすぐやれる」「調子がよくて、気持ちがよい」という3つの基本方針と、遠山さん自身の体操理論を駆使して考案された、ラジオ体操。老若男女を問わず誰でもでき、約3分(ラジオ体操第1)という短い時間の中で、13の動作を軽快なリズムに合わせて行うことで、全身の筋肉・骨格をバランス良く効率的に動かすことができます。


ラジオ体操は郷土の宝。地域にも浸透


 ラジオ体操の魅力は、健康効果だけではありません。体操をする場がコミュニケーションの場になることも期待されており、多くの団体が地域の取組として朝のラジオ体操を実践しています。遠山さんがラジオ体操に込めた思いは、地域の人と人とをつなぐ郷土の宝として今も輝きを放っています。




意外と知られていない・・・現在の体操は3代目!ラジオ体操の歴史!


 みんな一度は経験があるであろうラジオ体操。たった3分、されど3分。
 現在のラジオ体操が生まれるまでの物語や、考案者遠山さんのラジオ体操への思い、体操の効果などを紹介します。


ラジオ体操の歴史を辿る。


ラジオ体操の父 遠山喜一郎






日立市は、「ラジオ体操のまち ひたち」を目指し、これからも様々な取り組みを行っていきます。