TVアニメ「魔法使い黎明期」がTBSで2022年4月から放送開始決定! ティザービジュアルとメインキャスト・スタッフ情報が公開されました。

「魔法使い黎明期」原作イラスト・いわさきたかしさんのお祝いイラスト色紙

ウェニアス王国王立魔法学校に通う主人公・セービルを梅田修一朗さん、何百年という時を生きる魔女ロー・クリスタスを岡咲美保さん、王立魔法学校の優等生・ホルトを鈴代紗弓さん、動物の特徴を持って生まれた《獣堕ち》と呼ばれる存在・クドーを八代拓さんが演じます。

監督・シリーズ構成は桑原智さん、文芸を原作者でもある虎走かけるさんと森田眞由美さん、キャラクターデザインを岩崎令奈さん、音響監督を本山哲さん、アニメーション制作を手塚プロダクションが担当します。

物語の舞台となるのは、500年間対立していた教会と魔女の和平が成立してから数年しか経っていない黎明期の世界です。主人公のセービルは魔法学校の生徒ながらもなぜか入学以前の記憶を失っており、自分の正体や目的が分からない空虚な学校生活を過ごしています。

そんなセービルが、学長に命じられて危険な特別実習に参加したことを機に、仲間たちと共に数々の試練や陰謀に立ち向かって自分を見つけていく姿が描かれる本格ファンタジー作品となっています。

情報解禁にあわせて、公式サイトと公式Twitter(@reimeiki_pr)もオープン! 公式Twitterでは、キャストのサイン入り特製色紙のプレゼントキャンペーンが実施されます。

■セービル

ウェニアス王国王立魔法学校に通う生徒。入学以前の記憶を失っていて、そのせいで魔法以外に自分の存在価値を見出せず"魔法使いになること"を目標にしている。しかし、成績は学年最下位であり、退学を免れるための救済措置として特別実習への参加を命じられる。素直だが内向的すぎる性格のため、自身を含む人の心の機微に疎い。

【セービル役・梅田修一朗さんのコメント】

◆作品への印象

ロス先生とホルトに一目惚れでした! ロス先生と出会ったことで、ぼくの性癖が一つ増えてしまいました。あと! セービルとホルトの関係がとても好きです。感情を上手く表せないセービルと感情豊かなホルトのふたりのやりとりは、ずっと見守っていたくなっちゃいます。アニメでもその様子をみられるのが本当に楽しみです。世界観を引き継いだ新作ってやっぱりワクワクしますよね! 前作を知っていると、おお…! ってなるあの感覚…大好きです。

◆演じるキャラの印象と役への意気込み

初めてセービルをみたとき、表情が印象的でした。人は見た目では判断できないけれど、内面は少なからず表情に表れると思うので、彼自身のことが自然と気になりました。物語を読んだいまでは、愛おしいキャラクターです。セービルは自分のことも、周りのこともよく知らない。そんな彼が、ロス先生やホルトとクドーと一緒に過ごしていくことで少しずつ変わっていく様子を大事に演じられたらと思っています。そして、ここぞというときのセービルも、しっかり魅せられるようにがんばります!

■ロー・クリスタ

何百年という時を生き《黎明》の異名を持つ魔女。触った者の魔力を吸う悪魔「ルーデンスの魔杖」に自身の魔力を全て渡し契約している。そのため魔杖を介して強大な力を振るうことはできるが、1人では魔法を使えない。教師ではなかったが、ある目的を果たすため、特別実習にむかうセービルたちの"引率の先生"を引き受ける。

【ロー・クリスタス役 岡咲美保さんのコメント】

◆作品への印象

キャラクターデザインが可愛く、コミカルなシーンも多いのですが、それぞれのキャラクターが本当にカッコいいです。どのキャラクターの目線に立っても志や喜び、時には苦しみを感じられるんです。感情移入して一気に読んでしまいました。魔法や魔術のある世界の物語ですが、現代でも通ずる、人と人の縁の大切さや関わり方・心の開き方を、主人公のセービルくんを通して学べる教科書のような作品だと思いました!

◆演じるキャラの印象と役への意気込み

見た目がかわいい! そして超強い! 彼女の一番好きなところは愛情深いところです。退屈しのぎと言いつつも、確固たる愛で生徒たちを導く姿に惹かれます。戦闘で見せるカッコいい顔、ギャグシーンで見せるハチャメチャな顔、先生としての聡明さや器の広さ、300歳なのにちんまりとしているギャップも魅力的です。相棒のルーデンスちゃんに私も認めてもらえるように、彼女を豊かに、自由に演じられるようにがんばります。愛する小鳥たちよ羽ばたけ!

■ホルト

セービルと同じく、ウェニアス王立魔法学校に通う生徒。成績優秀でいつも笑顔を絶やさない優等生だが、意外と人の好き嫌いははっきりしているタイプ。成績不良で社交的とは言えないセービルにも好意的に接していて、魔法の知識が豊富なロー・クリスタスにも懐いている。

【ホルト役・鈴代紗弓さんのコメント】

◆作品への印象

物語全体の面白さはもちろん、読めば読むほどキャラクター達の魅力も引き出されており、みんながこれからどんな風に成長していくんだろう…! と、時間を忘れて読んでいました。また、今回出演させていただくにあたり「ゼロから始める魔法の書」も合わせて拝見させていただいたのですが、これは…アニメ楽しみだぞぉと、今作に関わらせていただける嬉しさを噛み締めつつ、一ファンとしてもワクワクしました。

◆演じるキャラの印象と役への意気込み

最初ホルトちゃんを見た時は、元気で笑顔が似合う、居るだけでパッと周りが華やかになるような、そんな明るい印象を受けました。ですが読み進めていくにつれ、その明るさや笑顔には意味があることを知り、さらに彼女のことを愛おしく感じました。ホルトちゃんの魅力をアニメでも最大限お届けできるよう、精一杯演じさせていただきますので、よろしくお願いいたします!

■クドー

ウェニアス王立魔法学校に通う生徒で、特別実習の参加者の1人。動物の特徴を持って生まれた《獣堕ち》と呼ばれる存在であり、トカゲと人間の中間のような姿をしている。粗暴で皮肉屋な言動が目立つものの、正義感が強く、律儀な性格。また、感情によって体色が変化するため嘘がつけない。

【クドー役・八代拓さんのコメント】

◆作品への印象

魔法という大きなキーワードをもつ世界観があり、その中に潜んでいる正義や種族の違いによる対立、深まっていく関係性にとても心を動かされました。本筋のディープなストーリーはもちろん、ところどころにでてくるポップなシーンもホッとさせてくれて好きな要素です。

◆演じるキャラの印象と役への意気込み

クドーは正義感が強く、自分の気持ちに素直なキャラクターだなと思います。しかしそれらを上手く相手に対して表現できない不器用さがあり、それが彼の魅力にも繋がっていると感じます。また、過去の出来事が彼にとっての大きなコンプレックスになっていますが、それが今の彼の生きる目的を作っているのだとも思います。演じられることが嬉しいです、精一杯がんばります。

【原作・虎走かけるさんのコメント】

「作家人生でもう一回アニメ化できたら、思い残すことはないなぁ」という夢をぼんやりと抱いていたんですが、かなってしまったので思い残すことがなくなってしまいました。イラストレーターのいわさきさんからロス先生のキャラデザをいただいたとき、「このキャラクターが動いて喋ったら最高にかわいいだろうなぁ」と思ったことをよく覚えています。しかし実際にアニメ化が決まってみると「アニメで動かすにはヒラヒラが多すぎない!? 大丈夫!? アニメーターさん死んじゃわない!?」と不安に打ち震えるばかりですが、今から放送が楽しみです!

【原作イラスト・いわさきたかしさんのコメント】

魔法使い黎明期」アニメになります!「ゼロから始める魔法の書」のしずまさんから引き継いで、「自分にできるかな」と不安に思う部分もありましたが、なんとかここまでこられました。すべて担当さんやタツヲ神、関係者の方々のご尽力の賜物であり、なによりファンの皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。嬉しく思うのと同時に、とてもホッとしております。「ゼロの書」ではコミカライズ作家として参加した世界に、「黎明期」で原作イラストレーターとして参加するのは不思議な気持ちでしたが、虎走さんの作品に関われた事をとても幸運に思います。動いて喋るロス先生達をよろしくお願いしまうぇーい! アニメ化やったー!!

コミカライズ作画担当・タツヲさんのコメント】

「アニメ化がほぼ決まりました」と聞いた日はドキドキとワクワクでなかなか寝つけませんでした。ロス先生をアニメーションで見れる! 漫画で描くのも大変なロス先生が動いて喋るなんて凄いことです。クドーの鱗の色が変わる感じもアニメだと映えるだろうな~。キャラクター、世界観、ストーリー、どれを取っても魅力的な作品ですので、コミカライズ担当としても原作ファンとしても、アニメでのセブ君たちの活躍が今からとても楽しみです!

イントロダクション

僕は、思い出せずにいる。自分が一体、何なのか――。

魔法学校の生徒セービルは、入学以前の記憶がない。自分がなぜここにいるかもわからないまま過ごす学校生活はどこか空虚で、努力の方法も分からないまま、成績は常に最下位だ。そんなセービルに、魔法学校の学長・アルバスは、突如危険な特別実習を言い渡す。

魔女狩りのある地域で、魔法の有用性を広めてほしい」

魔女と教会の戦争が終結して数年――世界はまだ、魔女と魔法を完全に受け入れてはいなかった。時は魔法使い黎明期。これは、何者でもない少年が、心に傷を隠した仲間たちと、自分を見つける物語。

TVアニメ「魔法使い黎明期」ティザービジュアル/(C)虎走かける・講談社/魔法使い黎明期製作委員会