英歌手エド・シーラン(30)が、2019年からの活動休止期間中に体重が約98キロまで増えていたことを告白した。エドは妻が第1子を妊娠したことで生活を改善すると決意し大幅な減量に成功、現在の体重は約67キロという。

エド・シーランは2019年8月の『÷(ディバイド)』ツアー終了後、長期の活動休止期間に入った。2020年8月には妻チェリー・シーボーンさんとの第1子ライラちゃんが誕生。今年6月にはシングル『Bad Habits』で復帰し、29日には4年ぶりとなる新アルバム『=(イコールズ)』がリリースされた。

そんなエドは先日、英メディア『The Sun』のインタビューに応じ「休暇を取ってツアーをしなかったのは僕の健康上、最悪なことだった」と告白。不摂生な生活で体重が増えてしまったことを語った。

「だって、毎日のように飲酒していた。太っていることにはずっと気づいていたし、その理由も分かっていた。チキンウイングやワイン、ビールが大好きで、運動は絶対にやらなかったから。」

その結果、「体重がピーク時で15.5ストーン(約98キロ)まで増えて、ウエストが36インチ(約91センチ)になったんだ」と明かした。エドが健康的な生活に戻ることを決意したのは、チェリーさんが娘ライラちゃんを出産する3か月前だったという。

「チェリーが妊娠して、僕はようやく気がついたんだ。ライラは僕の人生をデトックスするという意味において、最高のモチベーションになっている。親になった人達なら誰もが経験するべき変化だと思うよ。」

ライラちゃんが誕生後“イクメンパパ”になったエドは「父親になってからはクリーンな生活になった」と明かし、「現在の体重は10.5ストーン(約67キロ)でウエストは28インチ(約71センチ)になったよ」と約31キロの減量に成功したことも告白した。

しかし完全な禁酒をしたわけではなく「昨日もワインを飲んだよ。ボトルを2本も空けるほどじゃなかったけどね。何かを止めようとは思わないんだ。完全にストップすると、ある時点で暴飲暴食をしてしまうから」と説明した。

世界的大スターであるエドは、ソロアーティストとしてツアー中に寂しい思いをしたこともあるという。

「ツアーのステージから降りたら、たった1人なんだ。50代のクルーには家族がいて、夜遊びなんかしない。ツアー先の夜の街に1人で出かけて、バーに入ったりしていた。成り行きまかせの夜を過ごしてね。多くの間違いを起こしたよ。」

エドは現地時間24日、自身のInstagramで「新型コロナウイルスに感染した。政府のガイドラインに従い、隔離生活中」と公表した。そのためロンドンのレストランで行われた今回のインタビューは、陽性結果が出る以前のものとみられている。

画像は『Ed Sheeran 2021年8月31日付Instagram「Rolling round Suffolk with a butterfly,」、2019年8月23日付Instagram「Give me a packet of crisps with my pint」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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