11月1日月曜日発売のAERA11月8日号の表紙に、活動休止中の嵐のメンバーで、タレントとしてもキャスターとしても活躍中の櫻井翔が登場。



11月に嵐の20周年ツアーを記録したライブ映画が公開されるのを前に、この映画を手がけた堤幸彦監督と対談。単独のインタビューにも応じ、2020年までの日々と今を結ぶ自分自身の哲学について語った。


2020年末で活動を休止した国民的アイドルグループ「嵐」。その嵐が、 2018年から1年以上をかけて50公演を行い、 累計237万5000人を動員した結成20周年ツアー『ARASHI Anniversary Tour 5×20』が映画になった。手がけたのは、嵐の初主演映画でもメガホンを取った堤幸彦監督。AERA11月8日号では、この映画の公開を記念して、嵐のメンバーで、タレント、キャスターとして活躍中の櫻井翔を表紙に起用。堤監督とともに映画『ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”』を語り合う対談と、 櫻井への単独インタビューも掲載している。  


対談でまず明らかにされたのは、堤監督と嵐の関係性。堤監督は自らを、嵐にとっての「親戚のおじさん」だと話し、彼らの活躍を記録できることの幸せや、125台のカメラを操ったカメラマンの多くが嵐と仕事をしたことのあるスタッフだったことなどを明かす。結果、映画に映り込んだものは何だったのか――。  


単独インタビューでの櫻井は、ライブが撮影された「あの日あの時」から2年を経て、すべてのことが2020年までの延長線上にあるという自身の感覚を率直な言葉で語る。オリンピックパラリンピックのスペシャルナビゲーターも、音楽番組の司会も、自分の中に根を張る経験があるからできるのだ、と。多忙を極める櫻井が疲れを感じない理由、テレビから嵐が歌う『カイト』が流れてきたときにあふれ出た感情、そして、目指す未来。櫻井翔という人物の輪郭が浮かび上がるインタビューとなった。


この号の巻頭特集は、人生の必需品ともいえる「本」。ASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文やテレビ朝日アナウンサーの弘中綾香ハリセンボン箕輪はるかなど16人の「本好き」が、 自分と本の関係を語りながら、自身にとっての「最強の5冊」を明かす。


好評の月2回連載「向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン」は、引き続き、高砂淳二を先生に迎えて、 夜の水族館での撮影テクニックを学ぶ。


夜の貸し切り水族館での第2弾。前回、屋外エリアでペンギンを撮影した向井、水中フォトグラファーとしても活躍している先生の高砂淳二と、いよいよ水槽の並ぶ屋内へ足を踏み入る。


好きな魚にまつわる子どものころのエピソードトークなどを繰り広げながら、まず向かった先はクラゲの巨大水槽。向井は、幅14メートルのパノラマに、「きれー!」「癒やされるな!」と感動しつつ、「どう撮るのがいいですか?」と尋ねながら丁寧に撮影していく。南国の浅い海を再現した大水槽では、意外な魚の博識ぶりを見せる場面も。「光の演出がええわあ」「魚にも照明がだいじ!」と、写真にとって最も大切な光をしっかり見て、魚たちを写真におさめた。


じつは水族館での撮影でいちばん気になるのは、水槽のガラスへの反射による映り込み。ポイントを教わっていた向井が、映り込みをなくすことができるアイテムを見たときの反応も、今回の見どころの一つ。向井がクラゲに囲まれて目を閉じる癒やしの一枚や、水底で休息するトラフザメを見て「これ、おれも寝転んだらおもしろいかな?」と水槽の前で見せてくれたショットも必見。「おまえ、ほんまに好きやろ?おれのこと」という発言まで飛び出し、「好かれてるね、ペンギンだけじゃなくて…」と高砂の微笑みを引き出した、向井の水族館での様子とともにお届けする。


King Gnuの井口理がホストを務める対談連載「なんでもソーダ割り」は、 ポルノグラフィティの岡野昭仁をゲストに迎えた1回目。中学生の頃から大ファンだったという井口は、大学時代の恩師を迎えた先月の「生徒の顔」から一転、「ミュージシャンの顔」に。 自分で書いた「のし」をかけたあるものをプレゼントするところから対談がスタートすると、話題は一気に、岡野が下北沢で過ごした上京直後の苦労時代へ。この号を含めて4回にわたり、二人のリアルなやりとりが続く。


AERAアエラ)2021年11月8日
定価:440円(本体400円+税10%)
発売日:2021年11月1日(月曜日)


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