この度、宇治市公認ご当地キャラクター“チャチャ王国のおうじちゃま”(宇治商工会議所運営)の公式ショップ『Matcha Prince + Carrefour Impact故宮南院店(※1)(以下、故宮南院店)』が、11月1日、台湾のアジア芸術文化博物館「国立故宮博物院南院(※2)」にグランドオープンします。

おうじちゃま故宮南院店

うじちゃま故宮南院店

今回のショップは、キャラクターグッズや宇治茶を使用したカフェ・テイクアウトメニューの展開だけではなく、伝統と歴史ある「3つの宇治茶の老舗(※3)」がそれぞれに厳選した、本場の宇治抹茶を贅沢に使用した国立故宮博物院内のショップならではの特別メニューも登場。また、デジタルサイネージを設置し、映像等での宇治茶や宇治観光の情報発信にも取り組み、茶文化の交流として、宇治茶のほか、台湾の朝霧紅茶、嘉義県の銘茶もご紹介しています。

この故宮南院店は、“おうじちゃま”が公益大使を務め、子供達の食育活動をはじめSDGsの取り組みに連携する「台湾・家樂福文教基金会(※4)」とのコラボレーション店舗となっており、SDGsの「持続可能性」をテーマに、“ケージで飼育されない平飼い卵”と“京都宇治の伝統的な栽培、製法で仕上げられるお抹茶”を使用した「抹茶たまごロール」をはじめ、その背景にあるストーリーへの共感を重視した商品展開や展示も行っています。

同日には嘉義県 翁県長、国立故宮博物院 呉院長、台湾カルフール 王総経理、カルフール文教基金會 蘇CEOのご出席のもとグランドオープンセレモニーを開催。新型コロナウイルス感染症の1日も早い収束と、安心な日常の訪れが願われる中、故宮南院店では、本場の宇治茶や宇治市の魅力発信と、台湾と宇治市の文化や産業、SDGsへの取り組みの交流に取り組んでまいります。

■(※1)「Matcha Prince + Carrefour Impact故宮南院店」について

所在地 :嘉義県太保市故宮大道88號 国立故宮博物院南院

営業時間:午前9時~午後5時(月曜日定休)

■(※2)「国立故宮博物院南院」について

アジアで初めてとなる、アジア芸術文化をテーマとした大型国立博物館です。

世界一の中国美術工芸が集められていることで有名な国立故宮博物院ですが、政府の「南北の均衡・均しく豊かな文化を実現し、台湾中南部地域の文化、教育、社会及び経済の発展を促す目的」により嘉義県太保市に「国立故宮博物院南院」が2015年12月に開業しました。

■(※3)特別メニューに使用する、「3つの宇治茶の老舗」について(五十音順)

【共栄製茶株式会社(森半)】

天保七年(1836年)京都宇治にて創業、信頼される品質の追求を通じて伝統の上に革新的創造を重ねて参りました。日本屈指の官能審査技術を持つ茶師により厳選された良質な茶葉を原料とし、積極的な新技術の導入による高い品質の日本茶づくりを行っております。

また、「FSSC22000(GFSI)」、有機JAS、Halal、Kosherなどの認証を取得し、世界中のお客様に商品を供給できる体制を整え、世界30ヵ国以上で日本茶をお楽しみ頂いております。

【株式会社中村藤吉本店】<台湾初上陸>

安政元年(1854年)創業。京都宇治で生まれた中村藤吉本店は茶商として真に味わい豊かな日本茶を提供すべく、探求を続けてまいりました。

それぞれのお茶の「らしさ」を追い求め、煎茶は煎茶らしく、覆いをしない露地栽培の煎茶で、清々しい清涼感に溢れたものを。玉露は玉露らしく、しっかりと手間暇をかけた覆下栽培の玉露で、重厚な旨みを持つものを。茶の本質を深め、手間を惜しまず遊び心をもって人々の生活に魅力ある日本茶のありかたを創造します。

【株式会社堀井七茗園】<台湾初上陸>

600年前に誕生した宇治最古の茶園「奥ノ山茶園」を栽培する、生産から販売まで手掛ける茶問屋で、今も昔ながらの伝統栽培を行う老舗茶舗です。「奥ノ山茶園」で栽培した茶葉は全国茶品評会で一位となり農林水産大臣賞を受賞し、宇治茶の名声を保っています。

抹茶は全て京都府内産一番碾茶を使用し石臼で挽き上げております。創業以来、「品質本位」の言葉を基本理念に、お客様に飲んで喜ばれる宇治茶づくりに専念しております。

■(※4)「台湾・家樂福文教基金会」について

フランスに本社を置き、世界各地にスーパーマーケットチェーンを展開し、台湾に於いても100店舗以上を展開する「Carrefour(カルフール)」の、社会公益活動を専門とした団体であり、芸術・文化の継承やSDGsの取り組みを推進。おうじちゃまは公益大使に任命されています。

今回の公式ショップは、この家樂福文教基金会がSDGsの推進に取り組むブランド「Carrefour Impact」とのコラボレーション店舗となっています。

■『チャチャ王国のおうじちゃま(繁体字表記:茶茶小王子)』のご紹介

平成24年京都府地域力再生プロジェクト事業として、全国一般公募にて寄せられた629通の作品から、宇治茶大好き大使「抹茶ーず(熊井友理奈鈴木愛理)」の監修にて2013年3月に誕生した、宇治茶をモチーフにしたご当地キャラクター。

ゆるキャラ(R)グランプリ2014」では全国5位入賞(関西1位・京都府1位)に輝き、2018年10月に台湾デビュー、現在、日本・台湾・中国に公式ショップを8店舗展開しています。

京都宇治ご当地キャラ

京都宇治ご当地キャラ

(チャチャ王国のおうじちゃま プロフィール)

・出身地   :京都府宇治市(チャチャ王国)

・好きな食べ物:抹茶アイス

・好きな飲み物:抹茶(非常にしぶい子供である)

・好きな色  :もちろん緑

・茶道歴   :「はいはい」を覚えた時から

・特技    :お茶ききができる。(おそるべし)

チャチャ王国88代目王子。頭には茶筅をイメージした冠をのせ、マントには、大きく茶の文字が刺繍されている。いつも抹茶の味がする、おちゃぶり?もとい、「おしゃぶり」をくわえ、宇治茶の魅力を世に広める為、日々、外交に努めている。」

(Twitter公式アカウント / http://twitter.com/o_ujicha_ma )

(Facebook公式アカウント / http://www.facebook.com/ujiyuruchara )

(Instagram公式アカウント/ https://www.instagram.com/chachaohkoku_no_oujichama/ )

(LINE公式アカウント   /ID「@matcha_prince」)

■宇治商工会議所 会社概要

(1)商号  :宇治商工会議所

(2)代表者 :会頭 山仲 修矢

(3)所在地 :京都府宇治市宇治琵琶45-13

(4)設立年月:昭和27年2月

おうじちゃま故宮南院店