エヴァートンラファエル・ベニテス監督が、今シーズンの目標について語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 エヴァートンは今年6月にカルロ・アンチェロッティ氏の後任としてベニテス監督を招へい。今シーズンは9試合を終えて4勝2分3敗の9位につけており、徐々に浸透を図っている。

 ベニテス監督は、ウルヴァーハンプトン戦前の試合会見でこれまでの戦いぶりを「よくやっている」と表現。まだチーム作りの途中だと主張し、今シーズンの目標を語った。

「昨年、このチームが10位で終わったことが出発点だ。(移籍市場では)お金をあまり使わなかったし、カギとなる重要な選手を何人か欠いていることを考慮すると、我々はうまくやっていると言えるだろう」

「これまでの指導者キャリアのなかで、指導したチームは少しずつ良くなっていって、シーズンの最後には強くなっていた。自信はあるが、何度も言っている通り、“ローマは一日にして成らず”だよ」

「我々は全部門で改善を少しずつ続けている。重要な選手を欠いて、しっかりとマネジメントしなければならないがうまいことやっていると思う。勝利した試合と勝つ方法を忘れないようにしたい。私たちは、メンタリティ、アプローチ、戦術にきちんと取り組む必要がある。そしてそれが選手に自信と信念を与えるし、シーズンを通して重要になってくる」

ベニテス監督がコメント [写真]=Getty Images