清野菜名坂口健太郎が出演する火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」(毎週火曜夜10:00-10:57、TBS系)の第3話11月2日に放送された。少しずつ心を開き始めた百瀬(坂口健太郎)に視聴者からも「キュンとした」「これは好きになるよ!」の声が上がる盛り上がりぶりで、「#ハンオシ」がTwitterのトレンド入りする反響を呼んだ。(以下、ネタバレがあります)

【写真を見る】白衣姿の菅波とは違い、百瀬はネクタイの似合う広告マン!

「婚姻届に判を捺しただけですが」は、有生青春の同名漫画が原作。独身を謳歌(おうか)していた27歳の大加戸明葉(清野)と、“既婚者”の肩書きを手に入れるため出会ったばかりの明葉に偽装結婚を申し込んだ30歳サラリーマン・百瀬柊が織りなす“ふいキュン”ラブコメディー。第3話では、明葉が大きなデザインコンペに挑戦するエピソードが描かれた。

アクシデントでコンペのプレゼンは失敗しかけたが、百瀬が駆けつけたことで明葉は窮地を脱した。その日の夜、家に帰った2人はほんの少し、素直になって言葉を交わした。

思い込みで暴走しがちな明葉に「大加戸さんの遠慮ない言葉、好きですよ僕は」とさらりと伝えた百瀬。「こんな結婚に協力してもらってるわけだし」と、兄の妻・美晴(倉科カナ)への秘めた思いをぽつりぽつりと話し始めた。

「美晴が僕の世界を広げてくれたんです。ただ、気づいたら美晴と兄は結婚してて、僕はいつの間にか義理の弟になってて…。でもそれで、美晴が幸せなら僕はいいんです。僕の美晴への思いも、変わることはありません」の言葉が、明葉の心を揺さぶった。明葉はたまらず「今だけハグしてもいいですか。ハグさせてください。私は、百瀬さんの味方です」と、百瀬を抱きしめた。

そして「これが友情のハグですか?」という百瀬の言葉に、明葉は一瞬戸惑い、「恋のフラグは立ってしまった。友情のハグはできない。したくない!」と心の中で絶叫した――。

■“菅波ロス”に苦しむファンに光「百瀬さんがいる!」

明葉が“偽装結婚”の相手である百瀬にはっきりと恋心を自覚した回。クールで人見知りな百瀬が時おり覗かせる優しさに、視聴者からも好感の声が上がった。

「百瀬がだんだん可愛くなってきた」「百瀬さん、めっちゃピュア。これは好きになるよ!」「こころなしか、百瀬くんの笑顔が増えてきた気がする」といった声が飛び交い、Twitterでは作品の略称「#ハンオシ」がトレンド上位にランクインした。

坂口は、10月29日に最終回を迎えたばかりの連続テレビ小説おかえりモネ」でヒロイン・永浦百音(清原果耶)の恋人になる医師・菅波光太朗役を演じ、大反響を呼んだばかり。不器用だが真っすぐで嘘のない人柄が人気を呼び、放送中は「#俺たちの菅波」などのハッシュタグも生まれる盛り上がりを見せた。

おかえりモネ」の放送が終わり、“菅波ロス”を訴える声も少なくない中、「婚姻届に判を捺しただけですが」の百瀬に注目する声も。「菅波先生はもういないけど、百瀬さんがいる!」「ちょっとだけ菅波みあるピュア百瀬さん。ハマる予感」「頭では違うとわかってるのに百瀬と菅波を重ねてみている自分がいる…」「菅波ロスに効いた!ありがとう百瀬さん」といった声も多数上がるなど、広くドラマファンの注目を集めた。

「婚姻届に判を捺しただけですが」第三話より/(C)TBS