前哨戦を快勝したサクセスエナジーだったが、見せ場を作ることが出来ずに7着に敗れた。終始スムーズな競馬で先行しているように見えたが、勝負どころでは早くも手応え劣勢で後退。鞍上の松山騎手も首を傾げ、敗因を掴みかねている様子だった。

7着 サクセスエナジー
松山弘平騎手
「3番手で自分の形の競馬は出来たなと思います。地方は本当に沢山色んなところで経験していますので、問題ないかなと思っていたんですけど、着順見ると思った以上に走りきれなかったなという印象ですね。前走本当に強い競馬をしてくれたんですけども、どうしてもムラがあるのかなとは思いますね。ただ今日は、砂を被らなかったり枠も良いところを引けていたので、力を出せる状態にはあったと思うんですけども、こういう形で負けたというのは、またこれから考えなければいけないなと思いますね。(敗因としてはちょっとはっきりしない感じでしょうか?)そうですね…。状態としては悪くなかったと思います」

 レース結果、詳細は下記のとおり。

 3日、金沢競馬場で行われた9R・JBCスプリント(Jpn1・3歳上オープン・ダ1400m)で1番人気、川田将雅騎乗、レッドルゼル(牡5・栗東・安田隆行)が快勝した。3馬身差の2着にサンライズノヴァ(牡7・栗東・音無秀孝)、3着にモズスーパーフレア(牝6・栗東・音無秀孝)が入った。勝ちタイムは1:24.6のレコードタイム(良)。

 2番人気で松山弘平騎乗、サクセスエナジー(牡7・栗東・北出成人)は7着、3番人気で柴田善臣騎乗、リュウノユキナ(牡6・美浦・小野次郎)は5着敗退。なお、6番ニュータウンガールが競走中止となっている。

【JBCスプリント】柴田善「金沢コースはマイナス」リュウノユキナは5着敗退

人気に応える

(C)Yushi Machida

 1番人気に支持された川田将雅騎乗、レッドルゼルが最内を強襲して見事な差し切りを決めた。大外枠から先行争いに加わるも1コーナーではやや控える形に。勝負どころからは内に進路を取り直線を迎えると、見事な手綱捌きに導かれて鋭く差し切った。

レッドルゼル 19戦8勝
(牡5・栗東・安田隆行)
父:ロードカナロア
母:フレンチノワール
母父:フレンチデピュティ
馬主:東京ホースレーシング
生産者:社台ファーム

【全着順】
1着 レッドルゼル
2着 サンライズノヴァ
3着 モズスーパーフレア
4着 モジアナフレイバー
5着 リュウノユキナ
6着 サブノジュニア
7着 サクセスエナジー
8着 ベストマッチョ
9着 クリノフウジン
10着 アランローズ
11着 フランシスダイゴ
(競走中止)ニュータウンガール

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