報道関係者各位
2021年11月4日

ソフトウェア医療機器開発を行う株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太 以下、当社)は、2021年11月3日に日経トレンディが発表した「2022年 ヒット予測ランキング ベスト30」において「治療用アプリ」が14位に選出されたことをご報告いたします。

「治療用アプリ」は、これまで医療従事者が関わることの難しかった診察外の時間帯(院外、在宅・外出時などの治療空白)において新たな治療介入を実現します。医師が処方する「治療用アプリ」は、医薬品やハードウェア医療機器による従来の治療法とは異なり「行動変容」に力点を置いたもので、医学的なエビデンスに基づき患者さん一人一人に個別化されたフォローがアプリを介して実施され、認知や行動の変容を通じて、治療効果を創出します。

これらは、デジタル療法と言われ、最新の医療として世界でも注目されています。2020年12月には、当社開発のニコチン依存症治療アプリが日本初、禁煙領域では世界で初めて薬事承認取得を経て保険適用されました。2021年4月には、日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会、日本呼吸器学会が発行する「禁煙治療のための標準手順書」が第8版に改訂され、ニコチン依存症治療アプリが新たな治療方針として定められるなど、医療現場では大きな変化となりました。

当社は現在、高血圧治療アプリの薬事申請を行っており、それ以外にもNASHアルコール依存症、がんの領域等多くの疾患領域において研究・開発を行っています。アプリによる治療が近い将来、治療方針の第一選択となり、さらには広く人々の健康に貢献し、医療格差、医療費適正化、治療空白、医療品質など現在の医療分野が抱える社会課題の解決にも寄与するよう、研究開発を進めていきます。

治療用アプリの世界観はこちらをご覧ください
https://cureapp.com/


日経トレンディ2022年ヒット予測詳細については下記をご覧ください

日経トレンディ2021年12月号
https://info.nikkeibp.co.jp/media/TRE/

日経クロストレンド
2022年ヒット予測ランキング
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00550/


株式会社CureAppについて
株式会社CureAppは、高度なソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づいた疾患治療用プログラム医療機器創出に向け、研究開発、製造販売をしているMedTechベンチャーです。「アプリが病気を治療する効果を持つ」という新しい医療サービスを日本で初めて実現するために、病気を治療するアプリである「治療アプリ(R)︎」の開発に取り組んでいます。2020年8月には、疾患治療用アプリとして国内初となる、ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー「CureApp SC」の薬事承認を取得し、同年12月に保険収載に至りました。
現在、研究開発中の治療アプリ(R)︎は他に
  • 高血圧治療アプリ(自治医科大学内科学講座循環器内科学部門と共同研究・治験終了・薬事承認申請中)
  • NASH(非アルコール性脂肪肝炎)治療アプリ(東京大学医学部附属病院と共同開発・臨床試験中)
  • アルコール依存症治療アプリ(独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターと共同研究、岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院での臨床試験中)
  • がん患者支援治療アプリ(第一三共株式会社と共同開発中)
があります。
加えて、これら医療機関向け治療アプリ(R)︎の開発で蓄積した知見を活用し、民間法人向けモバイルヘルスプログラムの「ascure卒煙プログラム」、「特定保健指導対応型ascure卒煙プログラム」を提供し、230を超える多くの企業、健康保険組合などに導入をいただいています。また、医療向けと民間法人向けの両方の知見を活かして、健康保険組合、企業、自治体向けにCureApp SC(R)︎の処方が可能なオンラインの禁煙診療「ascureDr.卒煙TM」の提供もしています。

さらには、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、順次グローバルにも展開していく予定です。

*治療アプリは株式会社CureAppの登録商標です。一般名は「治療用アプリ」をお使いください。

配信元企業:株式会社CureApp

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