2001年に始まった「シルバー川柳」は20年間で21万句を超える作品が寄せられました。2012年からは書籍の発売を開始。今年9月には11巻目を発売しました。今回、20周年という区切りを機に、これまでの入選作400句以上の作品の中から、さらに選りすぐりの100句を掲載したベストセレクションを発売します!
気軽に取り組める川柳づくりを通し、老いを肯定的にとらえ、楽しんでもらいたいと、公益社団法人全国有料老人ホーム協会の主催で2001年に始まった、川柳作品の公募「シルバー川柳」。おかげさまで、今年で20周年を迎えることができました。これまでに、なんと21万を超える作品が寄せられています。
2012年からは、その年の入選作20句をふくむ88句を掲載した『シルバー川柳』(ポプラ社の刊行を開始、こちらも今年で11巻目、シリーズ累計95万部を突破!の大人気シリーズとなりました。

シルバー川柳11

シルバー川柳ベストセレクション amazon>> https://www.amazon.co.jp/dp/4591171647/


本書は、20周年という区切りを機に、これまでの入選作約400句の中から、さらに選りすぐりの100句を掲載した傑作選です。

例えば・・・
イラスト:古谷充子


20年の間、世の中には実にさまざまな出来事がありました。それは、日常と世相を描き出す「シルバー川柳」にも色濃く反映されていますが、どんなに時を経ても、自らの老いを嘆きつつ楽しむ、日常の暮らしにひそむ笑いを見つける、そんなユーモア心は変わっていないようです。本書には、この間に起こった事件や流行をまとめた「お達者シルバー年表」も収録しました。(はじめにより抜粋)

本書の「お達者シルバー年表」(50~57頁)では、その年の話題の出来事、流行語などを紹介していますが、そのキーワードはさまざまな形で作品に反映されています。たとえば、2014年の「壁ドン」を取り上げた「壁ドンでズボンの履き換えやっとでき」(117頁)では、恋愛から老いのイメージへの落差が表現されていますし、2017年の「インスタ映え」を題材にした「『インスタバエ』新種の蠅かと孫に問い」(137頁)は、世代間ギャップをうまく笑いに転換しています。
本書では、この20年間のシルバー川柳入選作を改めて紹介することで、私たちが過ごしてきた時代も振り返ることができました。2021年はコロナを詠んだ句が圧倒的でしたが、来年以降はどんなキーワードが話題になるでしょうか。どういう時代でもユーモアの精神と笑いを忘れずにいたいですね。
イラスト:古谷充子
  • シルバー川柳ベストセレクション
シルバー川柳ベストセレクション 11月2日発売


編/公益社団法人全国有料老人ホーム協会
編/ポプラ社編集部
定価/1,320円(本体1,200円)
発売日/11月2日



おかげさまで刊行10周年、累計95万部突破の大人気シリーズの傑作選! 公募「シルバー川柳」20年の名川柳が一冊に!
「見くびるな賞味期限は切れとらん」
「聞くたびに話が違う若い頃」
「足腰を鍛えりゃ徘徊おそれられ」
「あの世ではお友達よと妻が言い」

書誌情報>>https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/8008358.html
amazon>>https://www.amazon.co.jp/dp/4591171647/
  • シルバー川柳とは
公益社団法人 全国有料老人ホーム協会が、設立20周年記念事業のひとつとして、2001年に公募を開始しました。以後、高齢社会・高齢者の日々の生活に関するものであれば題材に制限を設けず、応募資格も一切設けなかったことから全国の幅広い年代層から応募をいただいています。シルバー川柳は、超高齢社会を迎えた日本の世相を反映する1つとして定着し、シルバー世代の第二の人生を応援しようと川柳募集を毎年実施しています。
  • 公益社団法人 全国有料老人ホーム協会 とは
全国有料老人ホーム協会は、有料老人ホーム利用者の保護と、ホームを設置・運営する事業者の健全育成を図ることを目的に設立された、老人福祉法第30条にも規定されている内閣府認定の公益社団法人です。

配信元企業:株式会社ポプラ社

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