かつてリバプールで活躍した元スペイン代表FWのフェルナンド・トーレス氏が古巣やエジプト代表FWモハメド・サラーを称賛した。リバプールのクラブ公式サイトが伝えている。

リバプールは3日にホームで行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループC第4節でアトレティコ・マドリーと対戦。ラ・リーガ王者を相手にアンフィールドで2-0の完勝を収めて全勝を継続すると、早くもグループステージ首位通過を決めている。

現在アトレティコで下部組織の監督を務めるフェルナンド・トーレス氏はこの試合をアンフィールドで現地観戦。リバプールの公式サイトのインタビューにも応じており、かつてチームメイドだったサラーポルトガル代表FWジオゴ・ジョタを称賛している。

「この5、6年の間、モー(モハメド・サラー)は世界でも2、3本の指に入る選手だったと思う。その一貫性には驚かされるね。彼と(サディオ・)マネ、(ロベルト)フィルミノが前線にいる試合を見て、彼らが得点する姿を楽しんでいたよ」

「モーはチェルシー時代のチームメイトで、最初の頃は大変そうにしていた。でも今、彼は世界のトップにいて、楽しそうに得点しているのを見ている。ここ数年で、世界のなかでももっとも重要な選手の一人になったことをとても嬉しく思うよ」

「ジョタがアトレティコに来たときは、まだ本当に若かった。私と彼はプレシーズンを共に過ごしていたんだ。成長を遂げた彼がリバプールで何度も先発してゴールを決めるなど、チームで本当に重要な選手になっている姿を見られるのは喜びだ」

「チームが機能していれば、すべての選手が良くなるものさ。だから元ストライカーとして、リバプールの3、4人の選手が攻撃してゴールを決め、チャンスを作っている姿を見るのはとても楽しい。本当にエキサイティングだよ」

また、フェルナンド・トーレス氏はユルゲン・クロップ監督の作り上げたチーム全体を称賛。CLにおける優勝候補だと語り、そんなチームをアンフィールドで観戦できたことも喜んだ。

「(クラブの成長は)驚くべきことだね。外から見ていてもクラブのハードワークはよくわかるし、ユルゲンもそうだ。チームのレベルは非常に高く、素晴らしい。皆が楽しんでいるのがよくわかるよ。ユルゲンは初日からファンの情熱を理解しており、それをまとめて素晴らしいチームを作り上げた」

プレミアリーグを制覇して、CLも制覇したチームについては、誰もが覚えているものさ。ここ数年、そして今シーズンも、彼らは優勝候補の一角を占めていると思う」

「私にとってリバプールの試合を見るのはいつも特別であり、ここに戻ってくるのはさらに特別だった。私は引退してから初めてイングランドで試合を見ることになったが、その場所はここリバプールであるべきだった」

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