鵠沼で27年続いた伝説的サーフショップ「カリフォルニア ジェネラル ストア(=CGS)」が、9月に移転リニューアル。

これに貢献したのが、2018年に急逝した名物店主、石田道朗さんの遺志を継承・発展させた清水さんだ。

自らも湘南に住まうサーファー。それゆえに、清水さんが考える大人カジュアルは、新店舗で提案するスタイルにも重なる点が多い。

リラックス感と清潔感を両立、そしてウェルネスなムード。言ってみれば、“海の色気”。そんなスタイルを心がけています」。

海辺では冬以外Tシャツ、短パンビーサンという清水さんが、都会仕様にカジュアルアップしたのが今回の出で立ち。

「モノトーンにまとめ、白とグレーの分量を高めてヌケ感をキープ。海感をこっそり出したいので、足元はビーサン。直球ではなく、海の要素はこれくらいのバランスが気分です」。

また、「デザインや時代性は、それほど重要ではなくて、むしろ、シンプルで普遍的なものを長く着たい」という。そこに欠かせないのが、サステナブルキーワードオーガニックコットンや再生素材が理想的で、CGSの商品にはそういったものが多く揃うのだとか。

CGSに揃う新しい海カジュアルウェア

2万9700円/CGS

ざっくりとした毛並みのモヘアカーディガンをオーバーサイズで仕立てた。落ち着いたサックスブルーの色みが、まさに海の色気という感じ。

5500円/CGS

モーリシャスブルーアクションとのコラボTシャツは、売り上げの一部が支援活動に寄付される。Tシャツで自然を守ってみるのも一興だ。

価格未定/CGS

オーガニックコットンを使うことでドライな質感を出し、ヴィンテージのような佇まいのネルシャツに。

6万9300円/フィル ザ ビル×CGS

日本の技術を活かしたもの作りが魅力のフィル ザ ビルとの共作によるMA-1。テーラードジャケットに見受けられるチェンジポケットのようなデザインがユニークかつ機能的。リバーシブルで楽しめる。

1万4300円/レインボーサンダル×アムステルダムウェットスーツ

知る人ぞ知るウエットスーツブランド、アムステルダムウェットスーツとレインボーサンダルとの合作。お馴染みのモデルにブランドロゴを添えた特別品。

西崎博哉(MOUSTACHE)、清水健吾、山本雄生、関 竜太、井手野下貴弘、松林寛太、大村聡志、志賀俊祐、品田健人=写真(人物) 
川西章紀=写真(静物) 
菊池陽之介、来田拓也=スタイリング 
竹井 温(&’manegement)、kyoko=ヘアメイク 
加瀬友重、髙村将司、オオサワ系、黒澤卓也、今野 壘、野村優歩、HIROMI YAMADA=文

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