アル・サッド(カタール)は5日、シャビ・エルナンデス監督がバルセロナの新監督に就任することでクラブ間合意に達したと発表した。

 アル・サッドは5日にクラブ公式Twitterを更新し、「アル・サッドは契約に定められた契約解除金の支払いを受け、シャビ監督のバルセロナへの移籍に合意しました。今後のバルセロナとの協力関係についても合意しています。シャビはアル・サッドの歴史の中で重要な存在であり、彼の成功を願っています」と声明を発表した。

 バルセロナは昨年夏からロナルド・クーマン前監督のもとで戦っていたが、成績不振を受けて10月27日に同監督を解任。現在はBチームのセルジ・バルフアン監督が暫定的にトップチームを率いている。

 シャビ氏は1998年から2015年夏までバルセロナプレーし、公式戦通算769試合に出場して85得点184アシストを記録。8度の国内リーグ制覇や4度のチャンピオンズリーグ優勝を経験した。2015年夏からアル・サッドでプレーし、2019年夏の現役引退後から同クラブの監督に就任した。今季はクラブをリーグ優勝へと導いていた。

【写真】シャビ監督、アル・サッドの選手たちに別れを告げる
アル・サッドのシャビ監督 [写真]=Getty Images