アヤックスセルビア代表FWドゥシャン・タディッチがアクシデントを笑いに変えた。

アヤックスは3日、チャンピオンズリーグ(CL)グループC第4節でドルトムントとアウェイで対戦。退場者を出した相手に先制を許すも、後半に3ゴールを奪い逆転勝利。4連勝を飾り、3大会ぶりのグループステージ突破を決めた。

逆転勝利の口火を切る同点弾を決めたのはタディッチ。72分にFWアントニーの右クロスがディフレクションしてゴール左に逸れると、走り込んだタディッチが左足で押し込んだ。

しかし、タディッチはシュート後、滑り込んだ勢いそのままにポストと激突。ちょうど開いた股の間にポストがぶつかる格好となり、急所を強打することとなった。

ゴールの喜びと痛みへの悶絶の入り混じった表情にはファンからも同情と笑いの声が寄せられていたが、アムステルダムへと帰還したタディッチの股間には、シンボルをかたどったギプスが固定されていた。

ユーモラスなアイデアには、ファンからも「面白過ぎる」「それどこで売ってるの?」「笑い死ぬ」「早く良くなってね」といった反応が寄せられ、完璧に笑いに消化してみせた。

自身のツイッターでは、「友人の迅速な回復を願っています…」と激突したポストの方をいたわっていたタディッチだが、元気そうで何よりだ。



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