JR西日本の新たな長距離列車WEST EXPRESS 銀河」が、特に優れたものが受賞する「グッドデザイン・ベスト100」、そして特別賞の「グッドフォーカス賞(地域社会デザイン)」を受賞しました。

2020年9月に運行開始

JR西日本の「WEST EXPRESS 銀河」が2021年10月20日(水)、「2021年度グッドデザイン賞」において、「グッドデザイン・ベスト100」および特別賞の「グッドフォーカス賞(地域社会デザイン)」を受賞しました。

デザイナーは、株式会社イチバンセン一級建築士事務所の川西康之さん、JR西日本JR西日本テクノス。審査員からのコメントは次の通りです。

「利用が富裕層に限られる豪華寝台列車と対極にある、長距離の鉄道旅行を気軽に楽しめる車両と旅のデザインは秀逸である。40年前の快速列車をリノベ―トして、決して豪華絢爛ではないが、快適な様々なクラスの居室をそろえるとともに、長時間旅行を飽きさせないために、列車内の回遊性を高める工夫もしている。旅のデザインとしては、あえて半日程度の乗車時間を取り、旅の目的地付近の駅では1時間程度停車して地元の人たちとの交流や特産品購入もできるという新しいコンセプトを提供した」

「WEST EXPRESS 銀河」(画像:JR西日本)。