タモリ(写真提供:JP News)

6日に放送された『ブラタモリ』(NHK)では、タモリが東京墨田区にある江戸東京博物館を拠点に、水が豊かな江戸の謎に迫ることに。そんな中、番組では中継先に現れた人物の人選に、タモリが「人手ないの?」とツッコむ場面が見られた。


■中継先に登場したのは…

今回のお題は「江戸の水が東京を潤す?」というもの。なお、江戸の町には当時、総延長15kmにも及ぶ水道管が地下に張り巡らされていた。そのため、江戸は世界一の水道都市と言われていたそう。

そんな江戸がなぜ水が豊かな都市だったのかという謎に迫る中、江戸時代初期に作られた人工の水路・玉川上水のスタート地点から中継をつなぐと、中継先には番組スタッフ歴5年の番組ディレクターが現れた。


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■独特な発言に「おもしろいね」

「本日はよろしくお願いします」と頭を下げるディレクターに対し、タモリは「何? 人手ないの?」と笑いながら尋ねる。

すると「すいません、私がレポートさせていただきます」と笑いながら返すディレクターに、タモリは「いいですけど…よろしくお願いします」と、つられて笑顔を見せた。

さらに、東京都羽村市にある羽村取水堰から中継をつないでいることを伝えると、ディレクターは「多摩川いま映しますね」と発言。これにタモリは「珍しいリポーターだなぁ…いいね、おもしろいね」と、ディレクターに好印象を抱いた。

■急に黙り込み…

その後、多摩川の水が流れ込んできている様子を見せながら、この水が玉川上水に流れ込み、43kmの旅を経て江戸まで水を届けていたことを説明すると、ディレクターは「いや~、すごいですね~」と発する。

しかし、それと同時に「かなり水量と流速がありますね」とタモリがコメントすると、対するディレクターは急に黙り込んだ。


■呼びかけに「聞いてまする」

そのためタモリは「聞いてる? 俺の話」と呼びかける。すると、ディレクターは「聞いてまする」と返し、タモリに「『聞いてまする』って何なの?」とツッコまれた。

また、その直後に「いったんお返ししま~す」と発すると、ディレクターはタモリの質問に答えないまま中継を終わらせている。

すると、このマイペースなディレクターは、ネット上で「何だか良いキャラ」「『聞いてまする』とは斬新な返しだ」と、大きな話題を呼んだ。

タモリ、中継先に現れた人物に「人手ないの?」 マイペースなキャラが話題に