セリエA第12節、ミランvsインテルのミラノ・ダービーが7日に行われ、1-1で引き分けた。
2位ミラン(勝ち点31)と3位インテル(勝ち点24)によるミラノ・ダービー。
ミランは前節、テオ・エルナンデスが後半半ばに退場した中、ローマ相手に2-1で逃げ切り勝利を飾った。リーグ戦7連勝として首位ナポリを同勝ち点で追走する中、4日前に行われたチャンピオンズリーグではポルト相手に辛くもドロー。何とか決勝トーナメント進出の望みを繫いだ中、最前線にイブラヒモビッチ、2列目にブラヒム・ディアス、レオン、クルニッチを起用した。
一方、ホアキン・コレアのドッピエッタでウディネーゼを退けたインテルは、CLではシェリフ相手に後半の3発で3-1と快勝。2位に浮上し、グループステージ突破が見えてきた中、シェリフ戦のスタメンから2選手を変更。ビダルとディマルコに代えてペリシッチと古巣対決となるチャルハノールを起用した。
主導権争いを経て開始8分、インテルがPKを獲得する。敵陣ボックス内でケシエからボールを奪ったチャルハノールがそのケシエに倒された。このPKをチャルハノール自ら決め、インテルが先制した。
チャルハノールに恩返し弾を食らったミランだったが、17分にすかさず追い付く。左サイド絞った位置からトナーリがFKを蹴り込むと、トモリと競ったデ・フライの頭に当たってゴールに吸い込まれた。
オウンゴールで試合を振り出しに戻されたインテルだったが、25分に再びPKを獲得する。ダルミアンがラウタロのスルーパスを受けてボックス右に侵入。バロ・トゥーレに倒された。しかしこのPKをラウタロは決めきれず、GKタタルサヌにセーブされた。
タタルサヌの好守で勝ち越しを許さなかったミランが前がかる中、37分にレオンがGK強襲のシュートを浴びせた。
押し込まれていたインテルだったが、前半終盤に2つ決定機。まずは44分、ボックス左で仕掛けたバストーニがゴールライン際から折り返し、バレッラがシュート。だが、ゴールライン前にいたバロ・トゥーレにカットされた。
さらに1分後、ジェコのポストプレーからボックス中央のラウタロがシュートに持ち込んだが、わずかに枠の左に外れ、前半は1-1で終了した。
迎えた後半、インテルが前がかる中、劣勢のミランは59分に2枚替え。ブラヒム・ディアスとレオンに代えてサーレマーケルスと負傷明けのレビッチを投入した。
拮抗した攻防が続いた中、72分にインテルに決定機。ジェコがボックス左に侵入してクロス。ビダルが合わせたが、ゴールライン前のカルルにカットされた。
後半は守勢に回っていたミランは82分、イブラヒモビッチが強烈なFKでゴールに迫るもGKハンダノビッチにセーブされる。さらに90分、サーレマーケルスのミドルシュートが左ポストに直撃。ミランが逆転に迫っていたが、1-1のままタイムアップ。今季最初のミラノ・ダービーは譲らず引き分け決着となった。
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