バイリンガル美術情報誌『ONBEAT vol.15』は、庵野秀明の創作の軌跡を辿る「庵野秀明展」の展覧会レポートを、同展を語る上でのキーパーソンたちへのインタビューとともに紹介。「THE HEROES 刀剣×浮世絵」展特集では、ボストン美術館の所蔵品から厳選した刀剣と浮世絵で武者たちの物語を紹介。そのほか千住博や武邑光裕への独占インタビューや小松美羽などを特集。

連載は落合陽一のメディアアートや写真作品を独占インタビューとともに紹介する「落合陽一の視線(特集:裸性と身体性)」、日本の現代アートの世界的コレクター高橋龍太郎が、そのコレクションにまつわる秘蔵エピソードを語る「ニッポン現代アートの価値(特集:草間彌生)」、キュレーター長谷川祐子がアートと世界を語る「ハイパーサブジェクトアートレポート(特集:アートと新しいエコロジー)」の他、ハリウッドアカデミー会員である映画美術監督の赤塚佳仁による新連載「映画界の美術監督たち(特集:都築雄二)」を掲載。

保存版と呼べる充実の内容で11月15日発売。
https://onbeat.co.jp/backnumber/onbeat-vol-15/


【インタビュー】庵野秀明
総監督を務めた最新作『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が興行収入100億円を越える大ヒットとなった庵野秀明。その活動の軌跡を膨大な資料とともにたどる世界初の展覧会「庵野秀明展」が国立新美術館で開催中だ。

同展ならびに庵野秀明を語る上でキーパーソンとなる特定非営利法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC)の副理事長でアニメ・特撮研究家の氷川竜介氏と同機構の事務局長で株式会社カラーの三好寛氏へのインタビューと、ONBEATによる展覧会レポートを通じて、同展の見どころを紹介するとともに、庵野秀明の創作の秘密を探る。


【インタビュー】「THE HEROES 刀剣×浮世絵」展
ボストン美術館所蔵の刀剣や武者絵を通じて、人々が憧れた英雄たち(THE HEROES)の活躍を紹介する展覧会として、森アーツセンターギャラリーで来年開催される「THE HEROES 刀剣×浮世絵 」展。

ボストン美術館の歌川国貞、歌川国芳歌川広重などの浮世絵や、最古の名刀・安綱などの刀剣に加え、太刀「薄緑(膝丸)」など国内作品も展示される同展の見どころについて、同展浮世絵パートを担当した岩切友里子氏に独占インタビュー。

【インタビュー】千住博
イサム・ノグチ賞」や「日米特別功労賞」、「第77回恩寵賞、日本芸術院賞」を受賞するなど、国内外での評価が高まり続ける千住博。

画業40年を超え、今何を思うのか。“空海と同行二人で描いた絵だと思った”と振り返る「高野山金剛峯寺障屏画 瀧図、崖図」や、新たに発表した「水の記憶」シリーズなどとともに、“日本画のルネサンスでありたい”と日本画の可能性を開拓し続ける千住博の創造の秘密に迫る。

【連載】落合陽一
多彩な顔を持つメディアアーティスト・落合陽一の世界を、本人の言葉と写真で紐解いていく連載企画「落合陽一の視線」。

第五回となる今回は、パンデミックにより“人と人との距離が離れたことで、逆に人に関する表現に興味を持った”と語る落合が、新たに「裸性と身体性」をテーマに取り組んだヌード表現について独占インタビュー。また日本フィルハーモニー交響楽団との合同プロジェクト『醸化する音楽会』についても紹介する。

【連載】高橋龍太郎現代アートコレクター・精神科医)
草間彌生、村上隆、奈良美智らの、後に代表作となった貴重な初期作品などをコレクションし、現代アート界の目利きとして名高い高橋龍太郎による連載企画「高橋龍太郎ニッポン現代アートの価値」。

第五回となる今回は、高橋龍太郎コレクションの中でも重要な位置を占め、高橋本人の人生にも大きな影響を与えた“戦い続ける芸術家” 草間彌生の世界を、高橋の解説とともに紹介。

【連載】長谷川祐子
国際的に活躍するキュレーター・長谷川祐子が、アートを切り口に複合的なトピックを掘り下げる連載企画。

第三回となる今回は、今年、金沢21世紀美術館の館長に就任した長谷川が、同館が示すアートの未来のビジョンともいえる「アートと新しいエコロジー」を語る。そのプロジェクトの一つとして来春、東京藝術大学大学美術館で開催される「アートと新しいエコロジープロローグ展」を紹介する。

【新連載】赤塚佳仁
バベル』『キルビル』など著名なハリウッド映画作品の美術にも携わり、ハリウッドアカデミー会員でもある映画美術監督の赤塚佳仁が、映画における美術監督の仕事に迫るべく、日本映画界注目の美術監督たちにインタビューを行う連載企画がスタート。

記念すべき第一回は『バクマン。』(大根仁監督)と『怒り』(李相日監督)で日本アカデミー賞優秀美術賞を受賞し、Netflix配信の話題作『全裸監督2』(武正晴監督)や『ラストレター』(岩井俊二監督)の美術も手掛けた都築雄二を紹介。

【特集】小松美羽
今年8月、株式会社デジタルガレージが主宰したTHE NEW CONTEXT CONFERENCE 2021で、「人類と地球環境の調和」をテーマに語られたアーティスト・小松美羽の記念碑的スピーチを振り返る。

同カンファレンスで初公開された新作《NEXT MANDALA~魂の故郷》とスピーチを通じて、小松美羽のアーティスト像に迫る。

【インタビュー】武邑光裕
NY、LA、そして現在はベルリンと、創発的にイノベーションを生み出す「シーニアス」に常に身を置き、世界の情報を読み解き続けてきたメディア美学者・武邑光裕。

そんな武邑だからこそ感じる、今の日本の状況に対する“恐怖”と、その状況を打開する方法として日本人が取り戻すべき「間」の概念について独占インタビューで語った。
また、好評のONBEAT限定・作品販売企画「ONBEATが推薦する注目若手作家たち」では、新進気鋭の若手作家たちの才能溢れる作品の数々が誌面を彩る。

掲載作家:浅香弘能・藤森詔子・後藤夢乃・市川透・石村大地・泉水・木村佳代子・水元かよこ・Moeco・ナカミツキ大竹寛子・サガキケイタ・塩見亮介・杉田万智・高木智広・坪山斉・坪山小百合・塚田美登里・吉田明恵

オンライン作品販売:https://onbeat.co.jp/action/sales/
その他盛りだくさんのアート&カルチャー情報を、スタイリッシュなデザインと和英併記の文章で紹介する『ONBEAT vol.15』は、11月15日(月)発売!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■目次
<特集>
庵野秀明
氷川竜介氏(アニメ・特撮研究家 )×三好寛氏(株式会社カラー ) スペシャルインタビュー
・THE HEROES 刀剣×浮世絵
岩切友里子氏(同展浮世絵担当)インタビュー
・千住博 インタビュー

<連載>
落合陽一の視線 第五回 裸性と身体性
・高橋龍太郎ニッポン現代アートの価値 第五回 草間彌生
長谷川祐子 ハイパーサブジェクトアートレポート 第三回 アートと新しいエコロジー
・赤塚佳仁 映画界の美術監督たち 第一回 都築雄二

<その他>
・小松美羽 特集
・武邑光裕 インタビュー
・対談:絹谷幸太×中村茂幸 彫刻の未来を語る
・淺野健一 インタビュー
・手嶋大輔 インタビュー
・ONBEAT PICKS 岡崎龍之祐 インタビュー
Ronin | Globus | ONBEAT Artist-in-Residence Program
・祈りと祝祭展
・限定販売企画 ONBEATが推薦する注目若手作家たち

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
■『ONBEAT vol.15』
特設サイト:https://onbeat.co.jp/backnumber/onbeat-vol-15/

発売日:2021年11月15日(月)
定価:2,000円+税
発行元:株式会社音美衣杜
なお、電子版もAmazonおよびKindleストアにてご購入できます。
電子版:https://www.amazon.co.jp/dp/B09KZDP17Y/

配信元企業:株式会社音美衣杜

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ