2009年に50歳という若さでこの世を去ったマイケル・ジャクソンの次男のビギ(旧名ブランケット)も19歳。兄のプリンスとモデルの姉パリスと違ってパパラッチ写真を捉えられることもレアで、メディアに登場することはほぼ皆無。しかし、このほどマイケルが亡くなって以来となるテレビ出演が話題を呼んでいる。父親の遺志を受け継ぎ、プリンスが行っている慈善事業の一環によるもの。

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プリンスは、昨年4月にはコロナ禍で苦しむ人々のために非営利団体「Heal Los Angeles Foundation」を通じて食べ物を配給するなどボランティア活動に尽力しているが、今回は、寄付を募るため、現地時間10月29日マイケルゆかりの品々や写真などが保存されている自宅で開催した「Thriller Nights」で撮影が行われた。

プリンスは、今年3月に、恋人であるモリー・シルマンと交際4周年を迎え記念日を祝ったり、今回の「Thriller Nights」のイベントについても、自身のInstagramで告知していたほか、インタビューに応じるなど、メディアにも登場。活発で明るいイメージが定着していたが、2009年当時、まだ幼かったビギはうつむき加減で、プリンスとは対照的な印象が強かった。

ビギは、トレードマークのウェイビーな黒いロン毛にひげを蓄え、黒いTシャツという装いで、「Good Morning Britain」に登場。司会者から偉大な父親マイケルについてや、現地時間11月1日から英グラスゴーで開催されているCOP26にちなんだ地球環境問題について尋ねられ、「この家とスタジオにはたくさんの歴史があるので、皆が楽しんでくれるといいと思います」「地球の環境問題はとても大切なテーマであり、やらなければいけないことがいろいろとあると思いますが、僕たちの世代はそれがどれだけ重要なことかわかっています」と丁寧に受け答えした。この様子には、「パリスは一時期メンタルが弱っていたけれど、ビギが明るく素晴らしい青年に成長したことがうかがえて安心した」「兄姉弟が仲良くてよかった」「マイケルも、本当に喜んでいるでしょうね」といった声が寄せられている。

文/JUNKO

2009年に亡くなったマイケル・ジャクソンの次男が超レアなテレビ出演/写真:SPLASH/アフロ