株式会社誠文堂新光社(東京都文京区)は、2021年11月22日(月)に、『天文年鑑 2022年版』を発売いたします。
この日の月食は、月食の始まりが18時09分ごろ。食の終わりが21時42分ごろで、全国で皆既月食の全過程を見ることができる月食です。皆既食になるのは19時16分ごろから20時42分ごろで、1時間半近くにわたり赤銅色の月を楽しむことができます。
そのほか12月1日には、2年2ヵ月ぶりに地球へ接近した火星の姿を楽しむことができます。
1月4日 しぶんぎ座流星群が好条件
5月27日 金星食(南西諸島のみ)
7月21~22日 火星食(山口県以東)
11月8日 皆既月食(皆既月食中に天王星の食)
12月1日 火星の地球への中接近
【目次抜粋】
巻頭口絵
●第2回日本天文遺産「日食観測碑」(新潟県三条市) ●日食と月食/2020年12月14日の皆既日食/2021年5月26日の皆既月食とHIP79785の星食/2021年5月26日の皆既月食全経過 ●この1年の惑星の様子/火星のダストストーム 2020年11月11日~18日/土星/2021年の木星の様子 ●木星の衛星の相互食/イオの模様と部分食/ガニメデによるエウロパの食/木星と土星の接近 ●この1年間で見られた主な小惑星による恒星の食現象/(250)Bettinaによる恒星食/(786)Bredichinaによる恒星の掩蔽 ●この1年間に訪れた明るい彗星/C/2020 S3 エラスマス彗星/C/2020 M3 ATLAS彗星/C/2020 R4 ATLAS彗星と/C/2020 T2 パロマー彗星の接近/C/2021 O1 西村彗星/15P/フィンレイ周期彗星/4P/フェイ周期彗星/C/2021 A1 レナード彗星 ●流星群と火球/ふたご座流星群/ペルセウス座流星群/アポロ形小惑星由来の流星/2021年3月14日未明の火球 ●変光星と新星/可視光線および近赤外線によるうみへび座W星/カシオペヤ座新星V1405 ●超新星/2021bge/2021rhu ●人工天体/はやぶさ2/日本人宇宙飛行士2名が搭乗中のISSの太陽面通過
●こよみ
展望/毎月の空/日食と月食/2022年の主な星食/惑星食/2022年の接食/2022年の小惑星による恒星の食/2022年の流星/太陽・月・惑星の正中・出没図/日本の日出没時と月出没時/日本各地の日出没時と月出没時/天体の高度・方位・正中時・出没時/世界時0時のグリニジ視恒星時/太陽のこよみ/太陽面の経緯度/月のこよみ/太陽の月面余経度と月面緯度/月の首振り運動(秤動)/惑星のこよみの解説/水星/水星のこよみ/金星/金星のこよみ/火星/火星面の中央点の火星面経度/火星のこよみ/火星の衛星の位置予報/木星/木星のこよみ/木星面の中央点の木星面経度/木星の衛星の運動図/木星の衛星の食現象/土星/土星のこよみ/土星の衛星の運動図/土星の衛星イアペトゥスの食/土星面の中央点の土星面経度/天王星/天王星のこよみ/天王星の衛星の運動図/海王星/海王星のこよみ/準惑星・冥王星のこよみ/小惑星のこよみ/近く訪れる彗星/連星/変光星
●データ
天文基礎データ/軌道要素からの赤経・赤緯の計算/太陽面現象/衛星と環/人工天体/最近の流星群と火球/隕石/最近の星食・接食・小惑星による食の観測結果/最近の小惑星の観測/番号登録された周期彗星/新星/太陽系外惑星/超新星/星座/主な恒星/主な星雲・星団/ユリウス日/最近の「時」/冷却CCD&CMOS・デジタル一眼レフデータ/天体撮影の露出データ/天体望遠鏡データ/星図 /メシエ天体一覧/月面図/北極標準星野/プレヤデス標準星野
天文年鑑・凡例/星座略符表/惑星の記号とユニコード/ギリシャ文字の読み方/月齢カレンダー
【書籍概要】
書 名:天文年鑑 2022年版
編 者:天文年鑑編集委員会
判 型:B6判、384頁
定 価:1,320円(税込)
配本日:2021年11月22日(月)
ISBN:978-4-416-62140-0
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