日本代表は9日、カタールワールドカップ(W杯)アジア最終予選に向けて、全選手がベトナム入りした。

3つのグループに分かれてベトナムへ集合した今回の日本代表。9日の午前中に全員がハノイ入りするはずだったが、ヨーロッパでプレーする11名が乗ったチャーター機が、経由地のロシアでトラブルに見舞われ遅れることとなった。

本来の予定であれば、9日の夜のトレーニングに全員が集まる状況となった中、トラブルにより11名が合流できず。7日に到着していた5名、8日に到着していた12名でトレーニングを実施した。

遅れていたチャーター機組は、現地時間9日の22時頃に着陸。パスポートコントロールを終え、23時前にチームホテルへと到着したようだ。

最後に合流した11名は、GK川島永嗣(ストラスブール)、DF吉田麻也(サンプドリア)、DF板倉滉(シャルケ)、DF冨安健洋(アーセナル)、MF原口元気(ウニオン・ベルリン)、MF伊東純也(ヘンク)、MF鎌田大地(フランクフルト)、MF堂安律(PSV)、MF守田英正(サンタクララ)、FW南野拓実(リバプール)、FW古橋亨梧(セルティック)となる。

この11名は全体練習は、試合前日の公式練習のみに。思わぬ遅れの結果、トレーニングもままならず、コンディション面も整っていないと思われるが、果たしてどのような形でベトナム代表戦へ臨むのか注目が集まる。

なお、すでに合流している17名は9日のトレーニングに参加。初の日本代表招集となったMF三笘薫(ユニオン・サン=ジロワーズ)やDF旗手怜央(川崎フロンターレ)ら8日夜に合流した面々も、しっかりと汗を流したようだ。

日本代表は11日の日本時間21時からベトナム代表戦、16日の日本時間25時からにオマーン代表戦と、アウェイ連戦に臨む。なお、試合はDAZNで独占配信される。

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