マルトモ株式会社(社長:今井均 本社:愛媛県伊予市) は 、 100 年を超えるかつお節のスペシャリティをペットフードや獣医療にも活用するための研究を、岡山理科大学獣医学部獣医 学科 深瀬徹教授・中村有加里 助手 と 共同で行っています。
この度、第42 回動物臨床医学会年次大会(オンライン開催 /2021 年 11 月 20 日~ 21 日)において、下記の通り研究発表いたします。


■研究発表概要
 ・演題名:猫が飲みやすい・猫に飲ませやすい薬剤の調製ー削り節製品活用の試みー
 ・発表者:岡山理科大学獣医学部 獣医学科 中村有加里、深瀬徹
■研究の目的
 ・猫への薬剤投与の簡便化の一策として、削り節の利用を検討(供試製品としてマルトモ「だいすき」シリーズを使用)
 ※今回は主に予備試験として削り節製品への猫の嗜好性を検討
■予備試験:動物用削り節製品とそれに類する製品に対する猫の嗜好性
 ・供試製品:マルトモ「ペットショップボーイ(R)だいすきシリーズ」の8 製品
 ・試験方法:猫100 頭の鼻先に各々の製品を提示 自発摂取の有無と摂取までの時間を観察 など


■削り節製品を用いたコーティングによる錠剤投与の簡便化
 ・かつおを用いた削り節製品(「かつおだいすき」)を乳鉢で粉砕後、乳糖を成分とする素錠をコーティング
 ・猫30 頭の鼻先に提示し、摂取の有無を観察 16 頭が自発摂取
■応用の可能性
 ・既存薬剤のコーティングによる薬剤投与の簡便化
 ・新たなチュアブル製剤開発の可能性

配信元企業:マルトモ株式会社

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