ついに代替わり!

日立笠戸事業所で製造

日立製作所は2021年11月11日東武鉄道の新型特急車両「N100系」を受注したと発表しました。

1990(平成2)年から日光線の特急として運用されてきた100系スペーシア」の後継です。「日本有数の観光地である日光・鬼怒川エリアへの輸送の中心的役割を担ってきた100系スペーシアの認知度・イメージを維持・継承した東武鉄道の新たなフラグシップ特急」とされています。

車両デザインは、現スペーシアの形状を現代に進化させ、「日光や江戸の要素を取り入れたカラーリングやデザイン」を採用するといいます。スペーシアの特徴である個室を継承するほか、ラウンジやカフェカウンタ―を新たに設置するということです。

6両固定編成で24両の導入を予定。1編成あたり全212席です。日立が開発したアルミ製標準型車両「A-train」コンセプトにより、山口県下松市の笠戸事業所で製造されます。デビューは2023年の予定です。

東武の新型特急「N100系」のイメージ(画像:日立製作所)。