高速接続および高速充電のためのエンジニアリングサービスおよびテストソリューションの世界的リーダーであるグラナイトリバーラボ(本社:米国・カリフォルニア州、以下GRL)は、同社のワイヤレス充電器テスター「GRL-C3」が、ワイヤレス充電技術の国際標準規格を策定する業界団体「WPC(ワイヤレスパワーコンソーシアム)」より、国際標準規格「Qi(チー)」の公式テスターとして正式に認定されたことを発表しました。

△ワイヤレス充電器テスター GRL-C3

GRL-C3は、WPCが策定したワイヤレス給電規格BPP(ベースライン電力プロファイル) のバージョン 1.2.4に準拠した正規コンプライアンス試験機器として認定されたことになります。

GRL-C3は、すべてのテストを自動化しており、製品開発者はボタンを押すだけでコンプライアンステストおよび動作検証のためのあらゆる試験を実行できることから、製品開発の生産性に大幅な改善が見込まれます。これにより、コスト削減、開発の加速、市場投入までの期間短縮など様々なメリットが期待されます。

急拡大する高速デジタル化を背景に、充電技術は大容量化し、複雑さを増しており、開発の現場では、多くの時間をテストや検証に費やしています。一方で、検証が甘いまま市場投入を急いだことによる粗悪な製品が数多く流通しており、発火などの事故も世界各地で報告されています。GRLは、認証を受け、品質が保証された安全な製品の購入を啓発しています。

GRLの最高戦略責任者であるVamshi Kandallaは次のように述べています。
「当社は、Qi Base Power(BPP)プロファイルのソリューションに、WPCの承認を得た、新しいワイヤレス充電コンプライアンステスターを製品ラインナップに加え、拡大するワイヤレス充電Qiエコシステムをサポートできることをうれしく思います。」


QiはWPCの登録商標です。
GRL-C3についての詳しい情報はこちらをご覧ください。
https://graniteriverlabs.co.jp/grl-wp-bst-c3/
  • グラナイトリバーラボ(Granite River Labs)について 
https://graniteriverlabs.co.jp/
グラナイトリバーラボ(GRL)は、2010年にシリコンバレーで設立されました。最先端の技術を採用する製品を開発するかたがたへend-to-endテスト、認証試験、コンプライアンスサービス、および関連する独自の計測とソフトウェアソリューションを提供するプロバイダーとして、成長しました。2021年9月現在、米国本社以外にも、日本、中国、ドイツシンガポールマレーシア、台湾、インドの世界10カ国・地域に展開しています。GRLはエンジニアが設計や検証の難しい課題を解決することを支援します。近年、デジタルインターフェイスがより高速に、より複雑になるに伴い、テストが困難になってきています。GRLはそのようなインターフェイスの開発を行うハードウェア開発者を支援することを目的として設立されました。GRLはすでに、数百もの企業、および世界中のR&Dセンターで新規技術を導入した製品開発を行う数多くのエンジニアを支援してきました。市場をリードする技術専門知識、コネクティビティと充電技術に関する幅広い能力、品質に顧客サービスの卓越性への集中的な取り組みにより、GRLは急速に成長し、頼りになるエキスパートとして認知されています。


配信元企業:グラナイトリバーラボ・ジャパン株式会社

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