高橋一生主演で12月27日(月)から3夜連続で放送される「岸辺露伴は動かない」(夜10:00-10:49、NHK総合)の放送エピソードが明かされ、合わせて高橋、飯豊まりえらの1SHOT写真も解禁となった。

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同作は、相手を本にして、生い立ちや秘密を読み、さらに指示を書き込むこともできる力“ヘブ

ンズ・ドアー”を備えた漫画家・岸辺露伴(高橋)が、取材先で遭遇する奇妙なできごとの数々をホラー風に描くという物語。2020年12月に第1話から第3話まで放送され、話題となっていた。

今回発表されたのは、今回放送となる第4話から第6話までの放送エピソード。うち第5話は「ジョジョの奇妙な冒険」(集英社)本編からのドラマ化となる。

■第4話「ザ・ラン」12月27日(月)放送

露伴(高橋一生)は会員制のスポーツジムで橋本陽馬(笠松将)という若い男と出会う。陽馬は駆け出しのモデルで、事務所の社長から「体を作れ」と指示されてジムに通う、無気力でつかみどころのない青年だった。だがこの日を境に陽馬はランニングにのめり込むようになり、「走り」に対する執着は次第に常軌を逸していく。ある日、久しぶりに露伴の前に姿を見せた陽馬は見違えるほど自信に満ちあふれていた。そして陽馬は、露伴にマシーンを使った「あるランニング勝負」を提案する。

■第5話「背中の正面」12月28日(火)放送

露伴の家にリゾート開発を請け負う会社の営業部に勤める男、乙雅三(市川猿之助)が尋ねてきた。家の中に招き入れると、男は背中を壁につけたまま這いずるようにして入ってくる。靴を脱ぐときも、椅子に座るときも、紅茶を飲むときも、愛想笑いは返しても、男は決して露伴に背中を見せようとしなかった。その奇妙な行動に猛烈に好奇心をかきたてられた露伴は策を弄して無理やり男の背中を見てしまう。すると背中を見られた乙を異変が襲い、その異変はやがて露伴にもあらわれる。

■第6話「六壁坂」12月29日(水)放送

露伴は妖怪伝説を取材するためだけの理由で「六壁坂村」の山林を買い破産してしまう。「財産よりもネタが大事」な露伴は妖怪伝説の謎を追って京香と村を訪れるが、手掛かりは見つからない。そんなとき露伴の前に現れたのは、村一番の名家の跡取り娘、大郷楠宝子(内田理央)だった。楠宝子は露伴が村を訪ねた理由を探ってくるが、自らも何かを隠しているようだ。楠宝子の記憶をヘブンズ・ドアーで読んだ露伴は、楠宝子と六壁坂にまつわる驚がくの真実を知ることになる。

岸辺露伴(高橋一生)

相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、更に書き込みを行って指示を与える特殊能力を持つ漫画家。妖怪伝説のある山に全財産をつぎ込んでしまい、現在破産中。

泉京香(飯豊まりえ)

大手出版社“集明社”に勤務する露伴の担当編集。露伴担当も2年目を迎え、隠れた才を発揮し始める?

■橋本陽馬(笠松将) ※第4話に登場

走る体をデザインするためスポーツジムに通う駆け出しのモデル。

乙雅三(市川猿之助) ※第5話に登場

リゾート地の企画開発を請け負う会社の営業部に所属。露伴が買い取った山をリゾート開発のため買い戻そうと露伴のもとを訪れる。

■大郷楠宝子(内田理央) ※第6話に登場

六壁坂村で300年続く味噌づくりで成功した大郷家の一人娘。露伴が買ったという妖怪伝説のある山のすぐ近くの屋敷に住んでいる。

岸辺露伴(高橋一生)/(C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 (C)NHK・PICS