DV・暴力

浮気が原因でフラれたにもかかわらず、関係修復と結婚を望んだ男。目的を達成するために性的暴行に及び、実刑判決を下されたことを、『AsiaOne』など海外のメディアが報じた。


■妊娠・中絶に加え浮気も…

シンガポールで暮らす男は、2009年に当時14歳の少女と交際を始めた。男は2歳年上で、当時16歳。付き合いはその後10年も続き、女性は2度の妊娠・中絶を経験したという。

にもかかわらず男は別の女性にも興味を示し、浮気をするように。2019年2月に事実を知った女性が愛想を尽かし、男との関係解消を決意した。


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■関係修復を熱望した男

それでも男は女性に執着し、数日後には「よりを戻そうぜ」と提案。女性はそれに応じず、SNSでも男をブロックして接触を避けた。

しかし男はあきらめず、女性に直接電話をかけ「結婚について話し合おう」などと誘うようになったという。さらにそれも拒否されたことから女性を逆恨みし、脅迫めいたメッセージを送って悩ませた。

■妊娠目的の暴挙

2月27日に男は帰宅途中の女性を待ち伏せし、自分の部屋に誘い込んでナイフを突きつけたうえ、性的暴行に及んだ。男の目的は、女性を妊娠させること。「子供さえできれば俺と結婚してくれる」と考えた末の愚かな犯行だった。

逃げ出した女性の通報によって、すぐに逮捕された男は、このほど裁判を受けて禁錮10年半、むち打ち6回の判決を言い渡された。裁判を前に男は「確かに襲いはしたけれど許してもらえた」などと主張していたが、裁判所はそれを認めなかった。


■「元恋人に未練」4割以上

しらべぇ編集部が10~60代の交際経験がある男女1,277名を対象に調査した結果、全体の43.2%が「元恋人に未練がある」と回答。「関係は解消したけれど、できればまた同じ相手と付き合いたい」と考える人は多いようだ。

元恋人に未練がある人の割合

この男も長く付き合った女性に執着し、最終的には性的暴行で苦しめた。「これで妊娠すれば俺の妻になってくれるだろう」と考えた短絡的な男の行き着く先は、愛の巣ではなく刑務所だった。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の交際経験がある男女1,277名(有効回答数)

元恋人を性的暴行した浮気男に実刑判決 「妊娠すれば結婚してくれると思った」