学校・校庭

学校の敷地内で、まさかの事故が発生。意識を失った生徒が目を覚ますことはなかった。この事故の経緯について、『Independent.ie』『The Sun』などの海外メディアが伝えている。


■学校内で起きた事故

アイルランド・キルケニーにある学校で、恐ろしい事故が起きてしまった。同校に通うハリーバーンくん(13)が、友達と仲良く昼休みを満喫。

大好きなハーリング(スティックとボールを使うスポーツ)を楽しんでいたというが、猛スピードで飛んできたボールが頭部を直撃したのだ。重傷を負い倒れ込んだハリーくんは、すぐに病院に搬送され治療を受けたが、状態は極めて悪かった。


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■最期の瞬間は病院で…

生命維持装置をつけられたハリーくんは目を覚まさず、ほどなくして息を引き取った。現地の警察も通報を受け事故が起きた経緯などを詳しく調べたが、事件性はないと判断。悲劇的な事故として、このケースを扱っていると公表している。

学校の関係者を名乗る情報筋もハリーくんの死に言及し、「事故にほかなりません」「(ボールを当てた人物に)まったく悪意はなかったのです」とメディアにコメントした。

■関係者たちの心の傷は…

友達にも慕われ、多くの人に愛されていたというハリーくん。ハーリングでも実力を存分に発揮し、さらなる活躍を期待されていたという。

関係者たちはその死に大変なショックを受け、「ご家族をできる限りサポートしたい」と話しており、ボールを当ててしまった人物の心の傷を心配する声もある。


■「悲劇でした」という学校の声明

学校も声明を発表し、「生徒たちがいつもと同じように遊んでいる時に、事故が起きてしまいました」「ハリーくんのご家族、友達、教区、すべての学校関係者にとって、あまりにもつらい悲劇です」と公表。

心のケアにあたることのできる専門家が、学校でサポートにあたっていることも明かした。

世界中のどの学校でも、同じような事故が起きても不思議ではない。ハリーくんの笑顔を二度と見ることのできない遺族、そしてボールを当ててしまった人物の悲しみは計り知れない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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