バルセロナシャビ・エルナンデス監督は、リヴァプールに所属するスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの獲得を望んでいるようだ。13日付けでスペイン紙『アス』が報じている。

 今月上旬にバルセロナ指揮官に就任したシャビ監督は、今シーズンここまでラ・リーガ12試合を消化し4勝5分3敗と7位に沈むチームの再建へ、複数選手の補強を画策しているとされる。今回の報道によると、そのうちの1人としてシャビ監督が現役時代にも共にプレーしていたチアゴの獲得を望んでいるという。

 しかし、同選手は現在リヴァプールと2024年までの契約を締結しており、バルセロナが獲得するための障壁は少なくない模様。それでも、イングランドで2年目を迎えたチアゴは、今シーズンの公式戦出場が7試合にとどまっており、選手自身が母国への復帰を望む可能性もあるようだ。

 現在30歳のチアゴはバルセロナの下部組織出身で、2009年に同クラブのトップチームに定着。2013年からはバイエルン、2020年からはリヴァプールに所属しており、これまで数多くのタイトルを獲得している。

リヴァプールに所属するチアゴ [写真]=Getty Images