ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督が肩を落とした。

14日に行われたカタールワールドカップ(W杯)欧州予選グループAの最終節。首位のポルトガル代表は勝ち点で並ぶ2位のセルビア代表をホームに迎え撃った。

引き分け以上の結果でグループ首位が決まり、W杯行きも確定したポルトガルは開始早々にMFレナト・サンチェスのゴールで先制したが、そこから逆転負けした。

これで2位となり、プレーオフに回ることを余儀なくされてしまったポルトガルサントス監督は試合後、ポルトガルRTP』で振り返った。

「我々は良いスタートを切り、ゴールも決めたが、それからボールを持たず、何度もラインを下げてしまった。選手たちを呼び寄せ、指示したが、ウィングもあんなに後ろにいるんじゃなくて、もっと高い位置を取るべきだった」

「常に困難に直面するような状況だった。選手たちはトライしたが、ボールを持ったときに何もできなかった。どんなときでも、我々が攻撃に出れば、相手を苦しめることができるものだが、ほとんどの時間でそれができなかった」

「我々のDNAはボールを持って戦うこと。ベルナルド(・シウバ)はボールを求め、プレーしようとしたが、それは彼だけだった。恐れと不安を持ってプレーしてしまい、試合のなかでほとんど変化を起こせなかった。責任は私にある」

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