「2021-22 Yogibo WEリーグ」第9節が、13日、14日にかけて行われた。

14日に行われたAC長野パルセイロレディースvsサンフレッチェ広島レジーナは2-1で長野レディースが勝利した。

ここまで2勝をあげるもホームでは白星がない長野レディースと、同じく2勝の広島レジーナが対戦。立ち上がりから互いに攻め合う展開に。しかし、両者ともシュート精度が低く、シュートが枠に飛ばない状況となった。

ゴールレスで後半を迎えると先に決定機を作ったのは長野レディース。50分に、瀧澤千聖がボックス手前からシュートも、またしても枠に飛ばない。

すると52分、ボックス手前から松原優菜がゴール前にクロスを送ると、誰も触らないままゴールに吸い込まれ、広島レジーナが先制する。

その後は互いにカードを切り局面を変えに行くがゴールは生まれず。それでも後半アディショナルタイム2分、長野レディースはボックス手前でFKを獲得すると、五嶋京香が直接叩き込み、土壇場で同点に追いつく。

見事な直接FKでゴールを奪った長野は、その直後にカウンター。ラストプレーでスルーパスを受けた瀧澤千聖が落ち着いてけり込み、逆転に成功。2-1で勝利し、ホーム初白星となった。

開幕8連勝を目指すINAC神戸レオネッサは、ホームででアルビレックス新潟レディースと対戦した。

立ち上がりから良い入りを見せたのは新潟レディース。5分、右サイドを突破した道上彩花がカットインしシュートもGKがセーブする。

INAC神戸は新潟レディースの堅い守備の前に、なかなかチャンスを作れず。しかし、後半は選手を入れ替えて徐々にゴールへと迫る。

すると71分、CKの流れから水野蕗奈がボックス内に持ち込みグラウンダーのパス。成宮唯が押し込み、INAC神戸が苦しみながらも先制。新潟レディースは反撃に出ることができず、そのまま試合終了。INAC神戸は苦しみながらもなんとか1-0で勝利し、開幕8連勝を飾った。

その他、13日に行われた大宮アルディージャVENTUSvsちふれASエルフェン埼玉の埼玉だーびーは、互いに決定機を生かせずに0-0のゴールレスドローに。また、三菱重工浦和レッズレディースvsマイナビ仙台レディースの一戦は、浦和レディースの安藤梢にゴールが生まれるなど、3-1で浦和レディースが勝利。2位のマイナビ仙台ん勝ち点で並ぶことに成功した。

Yogibo WEリーグ 第9節

▽11/13(土)

三菱重工浦和レッズレディース 3-1 マイナビ仙台レディー

大宮アルディージャVENTUS 0-0 ちふれASエルフェン埼玉

▽11/14(日)

ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 2-0 ノジマステラ神奈川相模原

INAC神戸レオネッサ 1-0 アルビレックス新潟レディー

AC長野パルセイロレディース 2-1 サンフレッチェ広島レジーナ

WE ACTION DAY(今節試合なし)
日テレ東京ヴェルディベレーザ

◆順位表(第9節終了時)
勝ち点(試合数/勝/分/負/得失点)

1.INAC神戸レオネッサ 24(8/8/0/0/+15)
2.マイナビ仙台レディース 15(8/4/3/1/+7)
3.三菱重工浦和レッズレディース 15(8/5/0/3/+6)
4.ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 14(8/4/2/2/+1)
5.日テレ東京ヴェルディベレーザ 13(8/4/1/3/+7)
6.AC長野パルセイロレディース 11(9/3/2/4/-2)
7.大宮アルディージャVENTUS 9(8/2/3/3/-6)
8.サンフレッチェ広島レジーナ 8(8/2/2/4/-4)
9.ノジマステラ神奈川相模原 6(8/1/3/4/-5)
10.アルビレックス新潟レディース 5(8/1/2/5/-8)
11.ちふれASエルフェン埼玉 5(9/1/2/6/-11)

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