このニュースは、ニコニコ超会議3・超ユーザー記者の92akiさんからの寄稿です。
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人間とコンピュータが戦う、将棋電王戦。
第3回から「電王手くん」というマシーンがコンピュータ側の指し手をつとめ、駒を動かしている。
その電王手くんが3月29日の対局で、豊島将之七段がYSS(コンピュータ)に勝利したことにより、「投了」の動作を初披露した。
この投了の動作だが礼儀正しく、みていても清々しい動きだった。
■投了動作
・YSS(開発者の山下さん)が投了した後、ゆっくりと駒台に本体を置く。
・本体を駒台から豊島七段の正面へ向き直し、ゆっくりと一礼。
・素早く待機状態に戻る。
これだけの動作だが、礼儀正しくする箇所はゆっくりと、それ以外は素早くというきめ細やかさか。
こういうところが日本のロボット技術を象徴する動きである。
豊島七段が勝利したことにより人間側の1勝2敗となったわけだが、残りの2局もこの投了動作を披露してもらいたい。
第3回電王戦では、電王手くんも注目を浴びていて盤外で盛り上がっている。
すでに擬人化されており、このイラストは女体化(電王手くんは「くん」なので男設定)したうえで擬人化されている。
超会議3の超囲碁・将棋・電王ブースの内容はまだ公開されていないが、こんなに人気者になった電王手くんを呼ばないわけにはいかないだろう。
超囲碁・将棋・電王ブースの内容がなかなか公開されないのは、予定になかった電王手くんを呼ぶために、企画の内容を慌てて変更しているからかもしれない。
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