千葉ロッテマリーンズブランドン・レアード内野手が16日、成田空港発の便にてアメリカに帰国したと発表した。

 今シーズンのレアードは、頼れる4番として、チームトップの29本塁打、95打点で終盤までの優勝争いと2年連続の2位に貢献した。レアードは「最後は本当に残念な結果で終わりましたが、チームとして良い戦いができたシーズンだったと思います。マリーンズファンの皆さん、今年一年ご声援ありがとうございました。幕張スシ!サイGO!(最高とさあ、行こうが合体したレアード独自の言葉)」とコメント。今シーズンが契約最終年となるが、球団はレアードと来シーズンの残留に向けて代理人を通じて交渉しており、来シーズンもロッテプレーすることが濃厚だ。

 また、アデイニー・エチェバリア内野手も16日、成田空港発の便にてアメリカに帰国したことを発表している。

 今シーズンからロッテに加入したエチェバリアは79試合に出場して、打率.203、4本塁打、24打点と数字上は物足りないように見えるが、ショートの守備でスーパープレーを連発するなど、チームのピンチを幾度となく救ってきた。エチェバリアは「ファンの皆様、本当にありがとうございました。皆様の応援が自分の力になりました。そして監督、コーチ、チームメート、チームスタッフの皆様にとても感謝をしています。皆様が常に気にかけてくれたおかげで、この一年間、とても素晴らしい日々を過ごすことが出来、最後までプレーすることが出来ました。来年もまた千葉ロッテマリーンズプレーできることを願っています」と来シーズンの残留を希望するコメント。球団もマーティン、レアードとともに、チームに必要な戦力として評価しており、残留交渉を進めていく。

 球団はまた、井口資仁監督も最後まで優勝争いを繰り広げた手腕を評価しており、井口監督の続投も確実。今岡真訪ヘッドコーチが、今シーズン限りでの退団の申し入れがあり、これを球団が受理しているだけに、コーチ人事に関してはテコ入れをすることになりそうだ。

(どら増田)

レアード