サイゼリヤ

お手頃価格で本格イタリアンの味を堪能できるのが、我らがサイゼリヤ。そんなサイゼリヤの人気メニュー「アロスティチーニ」の第二形態が、ツイッター上で話題となっているのをご存知だろうか。

【話題のツイート】この姿になっても美味しそう


■好きが高じて生まれたのは…

注目を集めているのは、手刺繍による作品を中心としたブランド『PITECAN THROPUS』(ピテカン トロプス)を展開する大橋佳奈さんが投稿した一件のツイート

本文には「サイゼリヤラム肉の串焼き『アロスティチーニ』が大好きすぎて小さな刺繍にしました」「オレンジ色の魔法のスパイスが美味しくてやみつきになります」とつづられており、添えられた写真を見ると、そこにはアロスティチーニを完全再現したコンパクトな刺繍作品の様子が収められていたのだった。

アロスティチーニ刺繍

小ぶりなサイズ感ながらもクオリティが非常に高く、大橋さんの「アロスティチーニ愛」を強く感じさせる出来栄えである。


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■ハッシュタグにも注目

件のツイートには「売ってたら買いたいくらいスゴい」「めっちゃ上手です!」といった称賛の声が多数寄せられており、大橋さんの作品に食欲を刺激された人が多いようだ。

なお、今回話題となったツイートには「グルメ刺繍」なる意味深なハッシュタグが添えられており、大橋さんに詳しい話を尋ねてみると…驚きの舞台裏が明らかになったのだ。

■「サイゼ愛」が強すぎる…

サイゼリヤの人気メニューを刺繍で再現」という離れ業をやってのけた大橋さんは、「今回刺繍させていただいたサイゼリヤさんの『アロスティチーニ』は、2019年冬に発売当初に食べた時から、あまりの美味しさに衝撃を受けた食べ物のひとつなんです」と、目を輝かせながら語ってくれた。

アロスティチーニ

「同商品の美味しさが少しでも多くの人に伝わってほしい」という思いから作られた件の刺繍作品だが、大橋さんからは「サイゼリヤさんは商品の改変が時々行なわれるので、万が一、アロスティチーニが販売終了…となってしまった時にも、この刺繍を見て、その美味しさを少しでも思い出すことができれば良いなと思い、手刺繍で一針一針、制作しました」というコメントも見られた。

そんな誇り高き「サイゼ戦士」である大橋さんは、「グルメ刺繍」のハッシュタグを使用し、他にも様々なグルメの手刺繍作品を制作しているのだ。


■過去の作品も高クオリティ

過去にも「山の上ホテル コーヒーパーラー ヒルトップ」の水出しコーヒーゼリーの刺繍化に成功するなど、「食」と「刺繍」に対する強い愛情を見せてくれた大橋さん。

他にもパールを付けた「ホタテの赤ちゃん」などの刺繍を制作しており、こちらは観賞用としてだけでなく、装飾品としても大活躍間違いなし。

大橋さんはグルメ刺繍の活動について、「コロナ禍で大好きだったお店の食事が食べられなくなってしまったり、閉店してしまう状況を目の当たりにし、少しでも多くの人にその食べ物の美味しさ、もう食べられないあの味を思い出せるようなことができれば良いな…と思い制作させて頂いております」「今後も食事にまつわる作品づくりを発信していきますので、楽しみにしていただけると嬉しいです!」と笑顔でコメントしてくれた。

飲食店が軒並み苦境に立たされている昨今だからこそ、大橋さんの作品を見て「好きな店でお気に入りのメニューを食べる」ことの大切さについて、改めて考えてみたい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・秋山 はじめ

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