明治安田生命J1リーグ第36節】
2021年11月20日(土)
15:00キックオフ
清水エスパルス(16位/33pt) vs サンフレッチェ広島(10位/46pt)
[IAIスタジアム日本平] 

◆残留を手繰り寄せる勝利を【清水エスパルス

ミゲルアンヘル・ロティーナ監督がチームを去り、2年連続で平岡宏章監督が就任した清水。初陣となった北海道コンサドーレ札幌戦は2-2のドローに終わった。

ロティーナ監督時代は、攻撃でもアグレッシブさが出ない上、守備陣も局面でのデュエルに勝てないなど攻守にわたって良いところが見せられず、FC東京戦はその悪いところが全て出た試合となり4-0で完敗した。

一方で、平岡監督の初戦はアグレッシブさを攻撃で見せることはでき2得点。攻撃陣がピリッとしないチームだったが、改善が見られれば残留にも近づけるはずだ。

残り3試合。降格権との勝ち点差は「3」。勝利することで、大きく残留に近づくことができるが、負ければ降格権転落もあり得る状況。分水嶺と言っていい試合だ。

★予想スタメン[4-4-2]
GK:権田修一
DF:原輝綺、鈴木義宜、井林章、片山瑛一
MF:西澤健太、松岡大起、竹内涼、中村慶太
FW:藤本憲明、チアゴ・サンタナ
監督:平岡宏章
出場停止:ヴァウド

◆初白星なるか【サンフレッチェ広島

城福浩監督が退任し、沢田謙太郎監督が就任した広島。前節は湘南ベルマーレとゴールレスドローに終わり、監督交代の成果はまだ出ていない。

準備期間もあまりなかったとはいえ、2試合を戦い苦しい状況に。監督交代の意味を示さなければ、無駄に終わったという事になりかねない。

チームとしては目標の置き所が難しい順位にいるだけに、監督としてもどこにポイントを置くのか。まずは新体制で勝利を挙げるというところになるだろう。

前節は数的不利な戦いで攻め込まれながらもクリーンシートに終えたことはプラス材料。問題は攻撃陣だ。

前線の連動性を書いている状況なだけに、どう攻撃を構築するか。広島らしさを取り戻し、スピーディーにゴールを奪い切ることができるかどうか。勝機はそこにありそうだ。

★予想スタメン[3-4-2-1]
GK:林卓人
DF:野上結貴、荒木隼人、佐々木翔
MF:柏好文、青山敏弘、松本泰志、東俊希
MF:浅野雄也、茶島雄介
FW:エゼキエウ
監督:沢田謙太郎
出場停止:柴崎晃誠

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