漫才頂上決戦『M-1グランプリ2021』(ABCテレビテレビ朝日系)の準決勝に駒を進めたオズワルド(畠中悠・伊藤俊介)がオンラインバー『BAR赤眼鏡』にゲスト出演し、バーテンダー役の山里亮太南海キャンディーズ)と『M-1』について語るなか南キャンが決勝進出した時の“噂”について確かめる一幕があった。すると山里は真相を話しながらも、思わぬ発想でオズワルドを焦らせる。

M-1グランプリ2021』の準決勝進出者が発表された11月18日、YouTube「サントリー公式チャンネル(SUNTORY)」でライブ配信した『【山里亮太のBAR赤眼鏡ボジョパ】オンラインボジョパ1日目』にオズワルドリモートで出演。山里亮太から準決勝進出をお祝いされ、解禁したばかりのボジョレーヌーヴォーで乾杯するとトークも盛り上がった。

南海キャンディーズと言えば『M-1グランプリ2004』(第4回)で準優勝したのをはじめ、2005年の第5回、2009年の第9回と決勝に出場しており、オズワルドからすれば山里は憧れの存在である。その山里には『M-1』決勝にまつわる“噂”が囁かれており、オズワルドも気になっていたようだ。畠中が「山里さんに聞こうと思っていたのですが」と切り出した。

畠中によると、山里は当時「ウケているようじゃ、まだ仕上がっているとは言えない」と劇場で客に何度も同じネタを披露し続けたそうだ。『M-1』予選前に見せたネタが“ゼロウケ”(笑いゼロ)だったことでようやく「仕上がった」と納得してから『M-1』に臨んだという。

当の山里は時々首をひねりながら照れくさそうに畠中の話に耳を傾けていたが、聞き終えると「伝説的にはカッコいいっぽいけど」と言いつつ「そんなわけなくない?」と否定した。すると伊藤俊介も苦笑しながら「この間も若手でその噂について話していたが、しばし考えて『そんなわけなくない?』となった」と明かして笑いを誘った。

噂について山里は「仕上げるために何回もやっているから(客も)『調整するためにまたこれをやってるんだ』と分かった上で全然ウケないというのはあった」と当時を振り返り「狙ってたやったのではない」と話したが、思いのほかこのエピソードを気に入ったようである。畠中が真相を知って「勝手に噂がひとり歩きしたんですね」とまとめたところ、山里は「でもその噂ちょっとカッコいいから、しばらく散歩させておこうか」と惜しむので、伊藤が慌てて「ダメです! 若手が勘違いしますから」と止めていた。

そんな山里亮太は今年7月に『第42回ABCお笑いグランプリ』(朝日放送テレビ)で優勝したオズワルドを高く買っており、『M-1』も「優勝を取りに来てるじゃん」と期待するばかりか、さらにその先の“TVスター”になるところまでイメージしていた。このたびの配信には視聴者からも「​空気階段の次はオズワルド来るのを期待してます」と反響があった。空気階段が優勝した『キングオブコント2021』は「史上最高の大会」とされるなか『M-1グランプリ2021』を「例年より激戦」だというオズワルドがどこまで活躍するか楽しみだ。

画像2枚目は『オズワルド 畠中悠 2021年1月26日付Instagram「スタイリストさんにオシャレにしていただける仕事をしました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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