元宮崎県知事・元衆議院議員でタレントの東国原英夫が、24日に自身のツイッターを更新。橋下徹氏と日本維新の会・足立康史衆院議員のバトルを皮肉る形で、代表選挙中の立憲民主党にアドバイスを送った。
■立憲民主党の代表選に…
現在、立憲民主党は枝野幸男前代表の辞任に伴う代表選挙の真っ最中。しかし、多くのメディアではあまり候補者の論戦が取り上げられておらず、東国原もツイート冒頭でこの現状に言及する。
続けて、候補者の1人である逢坂誠二衆院議員の発言を引用し、「逢坂氏は政策討論会で『立憲民主にはスターがいない。何かやってくれるというワクワク感が無い』と分析。その通りである」と指摘。
ツイートの最後で「論戦を盛り上げ脚光を浴びる方法は橋下氏と足立氏の論争・演出? 等を少しは参考にしたらどうか」と、橋下氏と足立議員のバトルを引き合いに、国民の耳目を集めてはと提案した。
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■橋下氏と足立議員の内輪揉め
橋下氏と足立議員は、在職1日で満額支給された文書交通滞在費(文通費)問題をめぐり、ツイッターでバトルを展開。
橋下氏が維新の一部議員を「10月分の文通費、航空クーポン、秘書給与を丸々もらっていた」「維新国会議員団が大阪維新の看板を汚す」などと批判したところ、足立議員が「コメンテーターの筋違いの批判」などと反論していた。
すると、怒りに火が点いた橋下氏は「もっと世間の経験をしろ」などと反論。足立議員も一歩も退かず、「前代表の指摘に対し、傾聴すべきはしますが、筋違いの批判には反論を厭いません」などと応戦する。
■ツイート合戦で泥仕合に
バトルはもはや泥仕合と化すほど長引き、橋下氏は「足立議員は維新から退場すべき」「納税者感覚に鈍感な足立議員に国会議員ポストの既得権を与える必要はない」など、強い表現の引用ツイートで痛烈批判を連発。
対する足立議員も、「臨時党大会までに撤回と謝罪を求めます」と“創業者”である橋下氏に謝罪要求までしていたが、24日に「これ以上、橋下さんに関わることは、党のためにならないし、何よりも有権者の負託に反することになりかねないため、反応は控えたいと存じます」と矛を収めている。
一連の論争は多くの注目を集めたため、東国原は立憲民主党に対し、注目度を上げるツールとして勧めた形だ。
■維新を皮肉りながら立憲にアドバイス
「立憲民主党の代表選の論戦に熱気を帯びず今一つ低調な印象」という報道。逢坂氏は政策討論会で「立憲民主にはスターがいない。何かやってくれるというワクワク感が無い」と分析。その通りである。論戦を盛り上げ脚光を浴びる方法は橋下氏と足立氏の論争・演出?等を少しは参考にしたらどうか。
— 東国原英夫 (@higashi_kokuba) November 24, 2021
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