2021年11月24日韓国・アイニュース24によると、韓国でチキンをめぐり激しい論争が起きている。

韓国の有名フードコラムニストファン・ギョイク氏は最近、SNSで「世界のほとんどの国がフライドチキンを3キロ前後の鶏で作っているが、韓国はその半分の1.5キロの鶏を使っている」「韓国の鶏は世界で唯一小さく、そのためまずい。これは私個人の主張でなく、韓国の政府機関も認める客観的事実だ」などと主張し、その証拠として小型の鶏と大型の鶏の味や肉質の違いに関する内容が盛り込まれた農村振興庁、国立畜産科学院の資料を提示した。

これが大きな波紋を呼んだことを受け、大韓養鶏協会は22日に声明を発表した。声明はファン氏の主張について「非常に困惑し呆れ果てており、このまま見過ごすことはできない」と批判し、「今後も軽挙妄動を続け、チキンの消費を阻害する場合、韓国の鶏肉産業従事者は出来得る限りの手段と方法を使って徹底的に復讐する」と警告した。

また、「小さい鶏はまずいというが、それが消費者の望む大きさだということにはなぜ言及しないのか」「参鶏湯を好む国民の食性が鶏の大きさとどう関係しているのかについても説明してほしい」「消費者が望む限り、韓国から1.5キロの鶏が消えることはない」などと指摘し、「少しでも良心があるのなら、無知なだけの個人的見解を事実のように広めたことについて、関連従事者と消費者に謝罪せよ」と訴えたという。

この声明に対しファン氏は「事実関係についての説明はなく、全て私に対する人身攻撃と脅迫」「まるで北朝鮮の韓国に対する誹謗声明」「庶民に世界と同じ水準の大きくて安いチキンを提供してほしいということがここまで批判されることなのか」などと反発しているという。

これを見た韓国のネットユーザーからは「韓国のチキンまずいというのは共感できない」「小さい=まずいというのは主観的すぎる」などファン氏の主張に疑問を示す声が上がっている。

一方で「韓国のチキンが小さくて高価なのは事実」「小さい鶏を望んではいない。ただそのサイズで出てくるから食べているだけ」「小さい鶏を育てて売るのは商売のためでは?消費者が望んだのではない」「正直、大きいチキンが食べたい」「徐々に量を減らし価格を上げる企業のせいでチキンはもう庶民の食べものではなくなった」など、チキンの大きさや価格については賛同する声が数多く上がっている。(翻訳・編集/堂本

24日、韓国・アイニュース24によると、韓国でチキンをめぐり激しい論争が起きている。写真は韓国のチキン。