この度、旅行業界での高い信頼を得ており、月間190万人ものユニークユーザー数を誇る旅行誌の権威、コンデナスト・トラベラー英国版(Conde Nast Traveller)の「2022年のベストホリデー・デスティネーション(最高な休暇を過ごせる旅先)」として、エジプトや中国北京などと並び日本で唯一、青森県の八戸圏域が選ばれましたので、お知らせいたします。
 VISITはちのへは2019年10月からイギリスフランス・台湾の3ヶ国において継続的に八戸圏域や東北の魅力を発信し、グローバル旅行誌の権威であるコンデナスト・トラベラーの英国版を最重要ターゲットの1つとして働きかけてきた結果となります。

  • 選出理由

 ”混雑を避け、地元の人々の生活や文化、自然を体験する旅行” というこれからの旅行トレンドに合った旅先として、これまで見過ごされがちであった八戸圏域の魅力が評価されました。以下、評価されたポイント。

・震災からの復興
・絵のように美しい景色を楽しめる「みちのく潮風トレイル」
・歴史、文化を感じられる世界遺産「縄文遺跡」、「史跡根城」
・地元で愛され続ける「南部の伝統工芸」
  • 経緯
 VISITはちのへでは歴史、生活、文化に強い興味を持つイギリスフランス・台湾の旅行者に向け、八戸圏域の魅力を発信し、訪日旅行者の増加を狙ったプロモーションを展開してきました。特に、東北の震災後の復興シンボルとして、2019年に全線開通した“みちのく潮風トレイル”ほか、2021年に世界遺産登録された“縄文”などを強力に発信してきた結果、この度「2022年ベストホリデー・デスティネーション」として、権威あるメディア「コンデナスト・トラベラー英国版」において選出されました。
 こうしたメディアリレーションをベースにした露出獲得を図るPR手法は、世界の政府観光局やDMO等が行う世界水準のマーケティング手法であり、当団体では、これまでイギリスフランス・台湾で展開してきたものです。
  • 今回、選出された世界の旅先(22の国・地域のうち一部抜粋)
エジプト
・中国 北京
タンザニア 中部
ノルウェー オスロ
スペイン メノルカ島
・アメリカ オレゴン州 ベンド
オーストラリア クイーンズランド州 デインツリー など
  • ”冒険好きにはたまらない” 地域として八戸圏域が紹介

【日本語訳】
八戸、日本
本州の青森県にある八戸は、歴史に彩られた村々と太平洋海岸線を持つ、見過ごされがちな魅力的な地域です(日本を訪れる外国人旅行者のうち、八戸を訪れる人は2%にも満たないそうです)。2011年の地震と津波で北部地域の多くが壊滅的な被害を受けましたが、それ以来、観光はこの地域の復興に欠かせないものとなっています。地元のコミュニティは、傷跡を縫うためにたゆまぬ努力を続け、重要な収入を得て、この地域をかつての栄光へと導いてきました。
八戸市福島県相馬市を結ぶ、最近整備された「みちのく潮風トレイル」は、観光に最適なコースです。東北の海岸線に沿って、隠れた神社、熊の出る森、香り高い野草の草原など、絵のように美しい1,000キロの道のりをたどっていきます。沿道の民宿に泊まれば、本物の東北の生活を垣間見ることができ、地元の家族を直接支援することができます。
八戸の歴史的・文化的意義は非常に大きい。約2万年前の縄文時代から人類がこの地に住んでいたことを示す考古学的な遺物がある。1334年に武将が建てた根城が忠実に復元されていたり、何世代にもわたって発展してきた南部の民芸品が今でも愛情を込めて精巧に作られていたりと、南部藩の影響はこの地域の隅々まで確かに感じられます。

  • (一財)VISITはちのへ理事長メッセージ
 この度、グローバル旅行誌の権威であるコンデナスト・トラベラー英国版に日本で唯一「最高の休暇を過ごせる旅先」として八戸圏域を選出していただきました。
 今回の特集の主旨において触れられている、「真の意味で、人はなぜ旅をするのか」を思い出すことで見えてくる世界の旅先として、八戸圏域が選ばれたことは非常に喜ばしく、また、様々な地域の人々を勇気づけるものだと思っております。
 これをきっかけに、これまで以上に八戸圏域や周辺地域の皆様、青森県八戸市から岩手県宮城県福島県相馬市へと続く”みちのく潮風トレイル”や北海道青森県岩手県秋田県に跨る世界遺産”縄文”に関係する地域の皆様と、共に連携し、国内外の旅行者へ向けた情報発信を継続して参ります。
  • 参考:VISITはちのへWEBサイト
 八戸圏域観光物産サイト  https://visithachinohe.com/
 コーポレートサイト    https://visithachinohe.or.jp/

配信元企業:一般財団法人VISITはちのへ

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