中国のポータルサイト・百度に22日、「冬に日本に行ったら、東京のちゃんこ鍋を食べたい」とする記事が掲載された。
 
 記事は、冬の東京を訪れる際にはちゃんこ鍋が欠かせない食べ物だとし、寒い外の空気に晒されて冷えた体で食べる熱々のちゃんこ鍋はおいしいくて体があたたまる上、栄養も豊富なのだと紹介した。

 そして、ちゃんこ鍋はスープの味、主に使われる肉などの食材のバリエーションが実に豊富で、多種多様であると説明しつつ、どの種類のちゃんこ鍋を注文したとしても、さらに盛り付けられてくる生の具材はとても美しく並べられており、見るからに新鮮そうであるうえ下処理も丁寧に行われていることがわかるとした。
 
 また、スープは見た目がとても淡白そうに思えるものの、丁寧に出しが取られているためにあっさりした中にも深い味わいを感じることができると紹介。ちゃんこ鍋はもともと鶏肉が主体だったとされており、柔らかい鶏肉を大量の野菜と一緒に煮込んだ鶏ちゃんこは非常においしく、たちまちに好きなるとしたほか、卓上で生卵を混ぜて作る鶏団子も「スープとの相性が良いのか、最後に卵を混ぜるのが良いのかわからないが、とにかくおいしいのだ」と伝えている。
 
 さらに、ちゃんこ鍋の醍醐味として、具材を一通り食べたあとで残ったスープに白飯を入れ、割りほぐした卵を落として作る雑炊だと指摘。さまざまな具材の味が溶け出したスープをいっぱい吸った雑炊は、すでにお腹がいっぱいになっていたとしても2杯は食べてしまうほどの旨さであると紹介した。
 
 記事は、今後新型コロナの感染が落ち着き、外国人観光客の訪日が再開されて東京を旅行で訪れる機会が巡ってきた時には「相撲に興味がなかったとしても、是非、両国に行くことをおすすめする」とし、相撲博物館で日本文化、相撲文化に触れるとともに、現地のちゃんこ料理店で「本場の味」を堪能することを勧めた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)

冬の間に日本に行けるなら、「ちゃんこ鍋」を食べたい!=中国メディア