25日、東京・有楽町よみうりホールにて「第14回 ペアレンティングアワード」が開かれ、卓球混合ダブルス金メダリストの水谷隼氏やタレントのベッキー、古坂大魔王らが登壇。子育てや家族について語った。
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■今年の受賞者は以下の9名
「ペアレンティングアワード」は、育児雑誌が集結して今年最も話題になった「ヒト」「モノ」「コト」を表彰するもの。
今年の「ヒト部門」は、以下の9名が受賞。
スポーツ部門:元プロ卓球選手・水谷隼、陸上選手・寺田明日香
夫婦部門:柔道家・井上康生&モデル・東原亜希 夫婦
ママ部門:タレント・ベッキー、モデル・豊田エリー
パパ部門:芸人・古坂大魔王
キッズ部門:スケードボード選手・西矢椛(映像にて参加)
文化人部門:食育インストラクター・和田明日香
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■2週間の育休は「合宿免許」
古坂は今回の受賞について、「きっとほとんどの方は、自信がない中で(授賞式に)来てると思う。昨日はラジオ出演で、それに加え今日はこのイベントで子育てできてなくて…見送る時のママの冷たい目(笑)。『はい、育児しました! 100点です』って人はいない」とキッパリ語る。
2人目の育児に合わせて2週間の育休をとったことをについて問われると「色んな所で言ってるんですが、あえて(育休取得を)話題にしました。本当はお笑いには邪魔なんです。家庭的な部分って」とニヤリ。
「2週間で何ができるんだっていう“否”も来ましたが、ある意味、合宿免許みたいなもの。これから先、免許をとってからのほうが長い。ミルクはこう作る、この言葉の意味は…などを勉強するための2週間」と育児休暇を表現し、「“育児”=“意識高い”っていうの、もうやめませんか。育児に参加したほうがコスパのいい人生が送れると思うんです。子育てをやることが自然」と呼びかける。
■コロナ禍の出産は意外な苦労が…
今年第2子を出産したベッキーは「まさか、子育てに関する賞をいただける日が来るとは思っていませんでした。みなさんと同じように『こういうのは似合わないな、もったいないな』と思っています」と苦笑い。
仕事と子育ての両立については「秘訣なんてないです、両立できてると思ってません。未だに罪悪感を抱えながら、申し訳ないなって思いながらお仕事をしている」とこぼす。
コロナ禍での出産になり、「いつ生まれてもいいように、3日に1回PCR検査を受けなきゃいけなかった。さらに、もう分娩台に上がる! って時に、陣痛の中、自分で旦那さんを電話で呼ばなくちゃいけなくて…」と苦労を振り返る。
■「パパ臭い!」にショック
水谷は溺愛する7歳の娘について、「生まれた瞬間は試合の期間中、そこからすぐにロシアのリーグに行ってしまったので…。一番の楽しみが、家族とのビデオ通話だった。最近は拠点が日本に移って、毎日楽しい日々を送らせていただいています」と微笑む。
そんな大好きな娘も、成長とともに「『パパ、お風呂入ろう』って言ってくれていたのに、最近はお父さんと呼ぶようになり、お風呂に入ることも少なくなってきた。あるあるですが、『パパ、口が臭い』みたいな…」と、“パパイヤ期”に突入中だと嘆く。
さらに「仕事から帰るとき、楽屋のお菓子とかは全部持ち帰って『今日はこれがお土産だよ』って渡していたら、家に帰るたびに『お土産は?』って聞かれて。『今日はないよ』って答えると、無言で去っていく」と明かし、寂しそうな表情を浮かべていた。
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