声優の林原めぐみが25日、最もジーンズが似合う著名人に贈られる「第38回ベストジーニスト2021」の「協議会選出部門」を受賞し、都内で行われた授賞式に出席した。



声優業だけでなく、ラジオパーソナリティー、作詞家、エッセイストなどマルチな顔を持ち、今年歌手デビュー30年の節目となった林原は、今春にベストアルバム『VINTAGEDENIM』をリリース。時とともに味わいを増すジーンズへの深い愛情を感じるとともに、その活動が「Keep on your Jeans Sprits」という同賞のキーメッセージに通じるものがあるとし、「協議会選出部門」に選出された。


自前のジーンズを着用して登場した林原は「私には舞い降りることのない、ただ見るだけの賞だと思っていたので、なんだかふわふわした気持ち」と予想外の受賞にそわそわ。受賞の連絡があった際は「何かの間違いかと思った。スタッフからLINEで聞いたのですが、どういう意味?と返しましたね。納得するまで時間がかかりました」と驚いていた。


長年デニムは愛用しており、30着ほどは手元にあるという。発売したアルバム『VINTAGEDENIM』では「歌手デビュー30年を締めくくるのにあたり私らしいってなんだろうと考えて、私物のデニム30着ほど着た写真集を作ってアルバムに付けた」といい、同アルバム制作を通じて「デニムの懐の深さを感じた。この作品を作ってよかったなって思えた」としみじみと語った。


また「私は昨今の声優ブームに乗っからせていただいているよう。昔はアニメを放送しても見られない地域もあったけど、インターネットの普及で世界に向けて配信されて多くの人にアニメが愛されるようになった。そんな中で私が過去に出演した作品も、今ここに存在しているように配信される。デニムも、新しいものにワクワクしたり、ずっと着ている古いものに愛着を持てたりしている。古いアニメも、新しいアニメも愛されるこの時代にこのような賞をいただけて嬉しい。よもやどんなにデニムが好きだったとしても、決して私には舞い降りない賞だと思っていたので、本当に本当に嬉しいです」と感無量だった。


「協議会選出部門」はそのほか、タレントの東野幸治スケートボードの堀米雄斗選手が受賞。一般投票で決まる「一般選出部門」はKing & Princeの永瀬廉、女優の新木優子が選出された。


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