朝日放送テレビ株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役:山本 晋也)と、朝日放送グループのエー・ビー・シー開発株式会社(本社:大阪市福島区、代表取締役社長:千原 邦義)が共同で出資・運営する暮らし動画メディア「Onnela(オンネラ)」が展開する「オンネラおうちラボ」から、今回は「子供の習い事に関する調査」をお届けします。
コロナ禍によりおうちで過ごす時間が増えた今、習い事を検討するご家庭も多いかもしれません。学校だけでなく、習い事も子どもにとって大事な経験のひとつ。そこで今回は小学生以下の子どもがいる方を対象に、「習い事」に関する調査を行いました。コロナによって一変した暮らしの中で、習い事事情にはどのような変化があったのか調べてみました。

※「オンネラおうちラボ」は、オンネラのファンから構成される生活者参加型プラットフォーム。生活者の声を拾い上げ るリサーチから、彼らの声を反映したコンテンツ制作、商品/サービス共創までを行います。

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  • 習い事の費用は上昇傾向
  • 習い事と家族の時間のバランス作りが課題
■習い事の費用は上昇傾向
まず気になるのは、お子さんにどんな習い事をさせているのかということ。「子どもの習い事事情」と「習い事にかかる 金額」、さらに「その金額は昨年のコロナ禍と比べてどのように変化したか」を調べました。

・子どもにさせている習い事ランキング
「水泳」が42%と最も多く、次いで「通信教育」が22%、「英会話」が20%。通信教育や学習塾など学習系と、水泳、 体操など運動系(基礎体力系)が上位を占めていました。

・一人当たりの習い事の費用(1か月あたり)
習い事の費用としては、「5,000~10,000円未満」が39%と最も多く、次いで「10,000~15,000円未満」が26%。「10,000円以上」の人が46%と約半数を占めており、平均金額は12,174円となりました。

・昨年と比べた、習い事の費用の変化
昨年と比べた習い事の費用は、「増えた」人が44%と最も多く、「やや増えた」人と合わせると半数以上となりました 。コロナの影響で子どもの成長に合わせた教育熱が上回った、もしくは、コロナ禍だからこそ「子どもの居場所作り」や 、持て余した時間を当てるために習い事をさせたい保護者が増えたともいえそうです。ご家庭における習い事需要は増加 傾向にあることがうかがえます。

■習い事と家族の時間のバランス作りが課題
習い事のお悩みと良かったことについてさまざまなコメントが集まりました。「好きな習い事をさせたい」という思いと 、一方で「家族との時間・自分の時間」の確保が難しいというジレンマもかいまみえました。

・習い事についての悩み・お困りごとランキング

習い事についての悩みや困りごととしては、「送迎の大変さ」が52%と最も多く、次いで「費用の高さ」が46%、「準備やサポートの大変さ」が35%。 送迎や準備、サポートに追われた結果、自分の自由な時間が少なく、仕事や家事への負担を感じていることがうかがえます。

「共働きなので送り迎えが大変」「車が1台しかないので、主人が朝から仕事の時は、主人を会社へ下ろしてから習い事 へ行っています」など、仕事と習い事送迎の時間の兼ね合いの大変さにくわえ、「上の子と下の子のスクール時間帯が別 になるので、時間ロスが多い」と、兄弟がいることでの調整の大変さも。

「自分の仕事の都合上、土日しか習い事ができないが、そこに習い事を入れてしまうと貴重な親子のお休みが制限されて しまうところが悩ましい。」と、家族との時間とのバランスの取り方も悩みの種になっているようです。

・習い事をさせて良かったこと、嬉しかったことランキング
習い事をさせてよかったこと、嬉しかったこととしては、「体力や運動能力の向上」が61%と最も多く、次いで「自信 をつけたこと」が39%、「学校以外の友達が増えたこと」が30%。習い事を通じて、子どもの心身の成長が促されたこ とに価値を感じている人が多くみられました。

「自分で選ばせたことで、責任感を持てた」「向上心がついた」「夢を持つようになった」と、習い事を通して子どもの 情操教育につながっているほか、「他人との触れ合いがふえた」「自分と先生だけの時間を楽しんでいる」「コロナ禍で 他者との触れ合いや児童館・図書館が制限されているので、習い事で定期的に通える場所がある事で精神的に安心できる 」など、コミュニケーションの広がりにメリットを感じている方も見られました。

また、「自分の時間が増えた」「子供が習い事に行っている間に家事や自分の用事が済ませられる」など、悩みごととして挙げられていた点もありました。

・今後習わせたい習い事について
今後習わせたい習い事としては、「英会話」が37%と最も多く、次いで「楽器、音楽教室」が26%、「水泳」が24%、 「プログラミング」、「ダンス」が22%。子どもの将来に役立つ習い事や情操教育によい習い事が上位を占めています 。

・習い事選びに関する考え方
最後に、習い事の選び方の意識について聞いてみたところ、「子どもの個性にあった」「子どもがやりたがる」「子どもの成長や将来に役立つ」習いごとを選びたい人がほとんど。
また、「親が習ってよかった」「評判のいい」習いごとを選ぶ傾向もうかがえました。一方で、「兄弟や友達が習っている習い事を選びたい」「オンラインでもできる習い事を選びたい」は習い事選びにおいて優先度は低めの結果に。

【リサーチ概要】
オンネラくらしラボは小学生までの子どもを持つ親を対象に、「子どもの習い事に関する調査」を実施しました。 ・調査エリア 全国
・調査期間 2021/8/7~8/11
・サンプル数 231

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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