古橋亨梧の所属するセルティックは25日、ヨーロッパリーグ(EL)グループG第5節でレバークーゼンと対戦し2-3で敗戦した。古橋は76分までプレーしている。

古橋の活躍でEL連勝を飾った3位セルティック(勝ち点6)が、首位レバークーゼン(勝ち点10)のホーム乗り込んだ一戦。前節1ゴール1アシストを記録した古橋は、[4-3-3]の最前線で先発に名を連ねた。

一方、今節の結果次第で決勝トーナメント進出の決まるレバークーゼンは、直近のボーフム戦から先発を4人変更。デミルバイやアミリらに替えてパウリーニョやパラシオスらが先発で起用された。

立ち上がりから劣勢の時間が続くセルティックは、16分に失点する。ヴィルツの右CKをニアに走り込んだアンドリッヒがヘディングシュートで合わせると、これがゴール左隅に突き刺さった。

先制を許したセルティックは38分、ジョタが供給した左クロスがターにクリアされるも、後方で走り込んでいた古橋が飛び出したGKと接触。VARの結果、GKフラデツキーのファウルが認められセルティックがPKを獲得。これをユラノビッチが決め、前半を1-1で終えた。

同点で後半を迎えたセルティックは、立ち上がりの53分にピンチ。スルーパスに反応したディアビにボックス左からシュートを許すと、GKハートが弾いたボールにアドリに詰められたが、ボールは素早く体勢を立て直したハートがキャッチした。

守護神のファインプレーに応えたいセルティックは56分、ボックス左手前から供給したビトンのパスがフリンポンにカットされるも、こぼれ球を素早く奪った古橋がラストパス。これをボックス左で受けたジョタがゴール右隅にシュートを突き刺した。

その後、レバークーゼンの猛攻を受けるセルティックは82分、ヴィルツの右クロスをファーサイドのアミリが落とすと、走り込んだアンドリッヒのダイレクトシュートがGKハートの股下を抜け、ゴールネットを揺らされた。

さらに87分には、ボックス左でパスを受けたヴィルツがマイナスへ浮き球のクロスを供給すると、ディアビのボレーシュートがゴールネットに突き刺さり、レバークーゼンが勝ち越しに成功した。

結局、これが決勝点となり2-3でセルティックは敗戦。勝利したレバークーゼンがグループ首位通過を決め、セルティックは3位でヨーロッパ・カファレンスリーグに回ることとなった。

また、伊東純也の所属するヘンクは、グループH第5節でディナモ・ザグレブとアウェイで対戦し1-1の引き分けに終わった。伊東は67分まで出場している。

プレーオフ進出へ負けられないヘンクは8分、右サイドでボールを受けた伊東が狙いすました右足のアーリークロスを供給するが、走り込んだボンゴンダのシュートは枠を捉え切れなかった。

その後は一進一退が続く中、ヘントはディナモ・ザグレブに先制を許す。35分、自陣最終ラインのテオフィル=カテリーヌがロングフィードを送ると、DFの裏に抜け出したメナロがゴール前まで持ち上がり冷静にシュートを流し込んだ。

このまま前半終了かと思われたが、ヘンクは45分に追いつく。右CKのセカンドボールをゴールエリア右でウグボが拾うと、反転から右足で放ったシュートはクロスバーに当たり、そのままゴールに吸い込まれた。

後半は膠着状態が続く中、ヘンクは67分に伊東とエイティングを下げてペイントシルとトールストヴェットを投入。しかし、互いに最後までゴールネットを揺らすことはできず。試合は1-1で終了した。

なお、同グループに所属する北川航也のラピド・ウィーンは、ウェストハムとホームで対戦し0-2で敗戦。この結果、ウェストハムの決勝トーナメント進出が決定、また当該成績で上回ったディナモ・ザグレブが2位で決勝トーナメントプレーオフ進出を決めている。

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