ビリーアイリッシュ(19歳)が、今年の感謝祭に七面鳥を食べないよう呼びかけた。米国の祝日となる11月25日、伝統となっている七面鳥のディナーではなく、ベジタリアンの代替食にするよう人々に懇願した。

ビリーはインスタグラムにこう綴る。

「七面鳥は世界で一番温和な生き物のひとつ。4600万羽が毎年感謝祭のために殺される。伝統を変えるのは大変だけど、それは覚えていて欲しい」

今年はビリーの他にも、ホアキン・フェニックス、リッキー・ジャーヴェイス、デイヴ・バウティスタ、マーガレットチョーらが、感謝祭前の恒例行事で恩赦した七面鳥を、救助された家畜が集まるカリフォルニア州アクトンのファーム・サンクチュアリで保護するよう、ジョー・バイデン大統領に求めた請願書に署名していた。

一方、ビリーは感謝際の始まる直前、インスタグラムにヴィーガン、グルテンフリーのピーナッツバター・チョコチップクッキーのレシピを掲載、先月には国連の気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP 26)に合わせて、迅速な行動を人々に呼びかけてもいた。

「今年、私たちのリーダーは、気候の危機に瀕する今後10年の地球における国際的なアクションを決定しようとしています。共に立ち上がり、我々の惑星を救う時です。私たちのためだけではなく、未来の世代のためにもです。今こそ一丸となり真に迅速な行動が必要です」