都市や港を守るために堅固に築き、砲台などを設けて兵力を置く「要塞」。現代の日本では決して身近な存在ではないが、アニメや映画などでは目にする機会も多い。

今ツイッター上では、まさかの場所に作られた要塞が話題になっている。

【話題のツイート】購入した家電に付いていた緩衝材が要塞に…


■自作した無敵要塞

要塞

「思考レベルが小学生で止まっているので、買った家電にカッコイイ緩衝材がついているのを見たら無敵要塞にしてしまう」とコメントを添え、想像力を爆発させた作品を投稿したのは、ツイッターユーザーの鰐軍壮さん。

要塞

デコボコとした緩衝材に合わせて、戦車や対空機関砲などが並べられた自作の要塞。全く死角がなく、どんな攻撃からでも部隊の中心を守れそうである。


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■ネットでは絶賛の声

緩衝材の上に広がる無敵の要塞にネットでは、「超カッコイイ…」「見ているだけでワクワクしてしまう」「素晴らしい」「最高に好きです」といった絶賛の声が続出。

他には「これ、すっごい分かる」「おれはこういうの見たら、何かの基地や工場地帯なんかを 想像する」「この色合い、このデコボコ、このシワがそうさせてしまう」など、鰐軍壮さんの創作意欲に同意するコメントも多く見られた。

■何をイメージして作ったのか…

緩衝材で作った無敵要塞、いったい何をイメージしたのだろう。気になった記者が詳しい話を聞いてみると、「速水螺旋人さんの漫画『大砲とスタンプ』(講談社)や大友克洋さんの漫画『気分はもう戦争』(双葉社)に出てくる要塞をイメージしています」という回答が。

お気に入りポイントは、最前列に戦車、後方に自走砲、上部に対空機関砲と、役割ごとに配置をしていることだという。そんなこだわりを見せた要塞は、30分程で完成したそうだ。


■滑稽無形な要塞感を出すのに苦労

圧倒的な存在感を放つ無敵要塞。一番苦労した点については、「実際に存在する兵器を使って、いかに滑稽無形な要塞感を出すか悩みました。偶然手元にあったV2ロケットミニチュアが良い雰囲気を出してくれたと思います」と語ってくれた。

ちなみに、購入した家電はアイリスオーヤマの布団掃除機だという。使い心地は良好で、特に吸引力がものすごく重宝しているそうだ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・小野田裕太

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