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みなさんは、趣味を持っているだろうか。僕の趣味はいっぱいあって書ききれないが、どれもこれも無理なく暇をみて楽しめるようなものばかりだと自負している。

ただその中にはパチンコだとか、昼から飲むだとか、おっさん特有のくだらないものも含まれている。こういう趣味はあんまり褒められたものではないんだけど、好きなので仕方がない。今日はこの、おっさんの趣味に関する話をしていきたい。(文:松本ミゾレ)

ゲームは趣味じゃないっていう人の趣味なんてたかが知れてる

先ごろ、2ちゃんねる「上司『ゲームとかネットじゃなくてさ、ちゃんとした趣味ないの?ゴルフとかは?』」というスレッドが立っていた。スレ主は本文において「ちゃんとした趣味ってなに」と書き込んでいる。

趣味って個人の好むことを楽しんでやるものだから、自分の趣味感をあんまり他人に押し付けるってのは感心できないよね。ゲームやネットが趣味でも、全然いいよ。僕もゲーム好きだし、SNSも活用してるし。

もちろんゴルフだって立派な趣味だ。それなのに、こういうつまらないおっさんが推す趣味ってだけで、ゴルフにまで嫌な印象がつくのは、何とも勿体ないよね。本来だったらいずれゴルフに興味を持ったかもしれない人を、おっさんの小言のせいで遠ざけてしまう可能性が出るわけだから。

ゴルフだけじゃない。野球とかパチンコなんかもおっさん趣味の代名詞だが、いずれも若い人にマウントを取りたがるしょうもないおっさんが多い。そのせいで「俺、野球嫌いだわ。上司が野球の話しかしないから」とか「嫌いな上司がパチンコ中毒だから絶対やらない」とか、そういうことを言う若い人が発生してしまう。

趣味に関して自分の好みを若い人に押し付け、なおかつ偉そうに振舞っちゃう終わったおっさんって誰しも1回ぐらいは遭遇してるんじゃないだろうか。

僕はガンダムが好きなのでたまに記事でも取り上げるが、そうすると「松本はニワカ」的なことって必ず中高年男性が主張してるもんね(笑) 趣味というか、自分が精通しているコンテンツについてマウントを取りたくて仕方がないんだと思う。

趣味にまでおっさんが介在してくるとかただの地獄

で、先ほど紹介したスレッドには、実際におっさんたちから趣味に関しての不要な干渉を受けて迷惑を被っている人の体験談も寄せられている。

「温泉巡りですかねーって答えたら上司と2人で1泊2日で温泉旅行行くことなったわ」
「まだ趣味聞いて感想をいうだけならいいけど、うちのクソ上司は『〇〇好きなの?じゃあ××をやりなよ』『××はやった?えっ?やってない?何で?』『なんでやらないの?早くやりなよ』と妙に干渉してくるのがウザすぎる」
「デブメガネ上司が『身体動かさなきゃだめだよw俺は冬にスキーやってるからw』とか言い出して殺そうかと思ったわ」
「ジム行ってるって話したらワイと同じジム入会して時間まで合わせてきやがった。最悪や」

と、こんな具合に上司からの趣味ハラに苦しめられてる人ってのは結構いることが分かる。

一緒に温泉巡りもジムも、その上司とウマが合うならいいけど、普通に考えてまあ嫌だろう。それなのに無理やり自分も若者気分で同伴したがるなんて、おぉ嫌だ嫌だ。

アラフォー以降は若者に趣味の話を振るべきじゃないし、一緒に休日を共にしたがるものじゃないんだよね。だって求められてないことがほとんどなんだから。趣味でマウントをとるおっさんとか、誰からも尊敬されないわけだし。

「ゲームが好きです」って言う若い子に「最近の若者は飲む、打つ、買うをしない」ってバカにしてるような人、今の時代一番バカにされてますよ。俺たちおっさんは、若者の目の届かない場所でこそこそゴルフやパチンコして、汚い飲み屋でビール飲んで野球中継見て政治の文句とか言ってればいいの!

若者に「ゲームじゃなくて、ちゃんとした趣味ないの?ゴルフとかは?」とマウントとってくるおっさんについて