電車で移動中に眠ってしまった男性に、男がそっと接近。いきなりナイフを突き刺し殺害したことを、『People』などアメリカのメディアが伝えている。
二人がもめた様子はまるでなく、面識すらなかった可能性が高いという。無差別殺人と思われる事件に、「怖すぎる」「このサイコを捕まえて死刑にしてほしい」という声が多くあがっている。
■突然起きた凶悪事件
アメリカ・ニューヨーク州で電車を利用した男性が、座席で眠り込んでいた。すると男の客がそっと接近し、ナイフを男性の首に深く突き刺すという、あまりにも衝撃的な事件が発生した。
電車が駅に到着するなり刺した男はあわてて下車し、足早にその場から去ったという。
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■死亡した乗客
「男性が襲われた」という通報を受けた現地の警察官たちが駅に急行し、大出血している男性を発見。すぐに病院に搬送したが致命傷を負っていたとみられ、男性はほどなくして死亡を宣告された。
殺害された男性の年齢は32歳で、サッカーが得意な人気者だったという。関係者からは、「電車で居眠りすることは珍しくないでしょう」「なのにこんな殺され方をするなんて、信じられない」という声があがった。
■容疑者はどこに…
監視カメラの映像を確認した警察は、男性を刺して逃走したとみられる男の画像などを公開。おおよその身長など体格に関する特徴も開示し、容疑者の身元特定につながる情報提供を求めた。
この事件に関する報道にショックを受けた人たちからは、「異常者の犯行としか考えられない」「こんなことをする人間がいるとは…」という声が噴出した。
また「監視カメラの映像を徹底的に調べて1日も早く逮捕してほしい」「死刑にして」というコメントが、インターネットに多数書き込まれている。
■「満員電車に不安」6割以上
しらべぇ編集部が全国の10~60代の有職者、学生、パート・アルバイト1,544名を対象に調査した結果、全体の62.3%が「満員電車での通勤・通学は不安」と回答している。
コロナ禍とあって感染が怖い人、痴漢やスリなど犯罪の被害者になるのを恐れる人などさまざまだが、多くの人が不安を感じていることは間違いない。
また日本でも、電車内で乗客が無差別的に襲われる事件が相次いで起きている。電車を頻繁に利用する人は多く、危ない人物が同じ電車に乗っている可能性はゼロではないため、電車では眠らないように心がけ、犯罪被害者にならないよう注意すべきだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年7月3日~2020年7月7日
対象:全国10代~60代の有職者・学生・アルバイト1,544名 (有効回答数)
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