世界的ヒットを記録した「ハリー・ポッターシリーズの映画公開から20周年。様々な記念イベントが盛り上がりを見せるなか、シリーズの著者であるJ・K・ローリングが、自宅住所をネット上でさらされる嫌がらせを受けたことを公表した。さらに、これまで多数の殺害予告を受けていたことも明らかにした。


◆自宅の前で3人の活動家が写真を撮っていた



J・K・ローリング



 今月22日(現地時間)にツイッターを連投したローリングは、個人情報を本人の同意なしにインターネット上にさらす行為「ドキシング」被害にあったことを公表。活動家を自称する3人の人物によって、自宅住所をSNSで公開されたことを明らかにした。


「先週金曜日、家族と住むわが家の住所が、3人の“自称”活動家によりツイッターに投稿された。私の家の前で、住所が見えるように注意深く立ち、写真を撮っていた


「この画像をツイッターサポートに報告してくれた全ての人に、心から感謝の気持ちを表したい。あなた方の思いやりと良識が、私の家族と私にとって大きな違いをもたらした」


 また、「スコットランド警察のサポートと支援にも感謝している」としたうえで、この画像をリツイートした人々に削除を求めた。




◆多くの殺害予告を受けてきた
 ローリングはさらに、3人に対し、「私はこれまで、家中の壁に貼れるほど多くの殺害予告を受けてきたけれど、発言することを止めたことはない。その事実を知っておくべき」と警告。度重なる脅迫被害を受けてきたことを明らかにしたうえで、今回の嫌がらせにも屈しないと断言した。


 続いて、「もしかしたら、あなたたちの運動が、女性に対する脅威ではないと証明する一番良い方法は、私達のストーカーになったり、嫌がらせをしたり、脅迫しないことではないかしら」と投稿。住所が公開されたことで、自身や家族が危険にさらされたことも明かした。


 事態を重く見た警察は、捜査を開始。同時に、3人のアカウントは閉鎖された。


◆昨年にはツイッター投稿をめぐり炎上騒動
 ローリングは昨年、女性の月経に関する記事を引用しながら、「月経のある人々。そういう人々を表す言葉が確かにあったわ。誰か教えてくれない?ウンベン? ウィンパンド? ウーマッド?」とツイート。“月経のある人“という記事の表現に違和感を示し、“ウーマン(女性)“と表現するべきと示唆した。


 これに対し、「“生理がある=女性“ではない」と批判が殺到トランスジェンダーを嫌悪する発言だとして炎上し、一部の活動家の標的になったとみられている。


 ただ、この発言をめぐっては、ハリポタシリーズの出演者からも異論が噴出。同シリーズ主人公ハリー・ポッターを演じた俳優のダニエル・ラドクリフが、「トランスジェンダーの女性は、“女性“です」と声明を発表し、ローリングの発言を謝罪する事態となった。


◆20周年記念の特番にメインキャスト集結も、著者は出演予定なし




 ローリングによって生み出されたハリポタシリーズは、1997年ファンタジー小説として第1作が発売され、瞬く間にベストセラーに。2001年には、シリーズ第一作目となる映画「ハリー・ポッター賢者の石」が公開された。


 映画公開から20周年を迎えた今年は、様々なアニバーサリー企画が進行中で、日本でもメモリアルイヤーを祝うイベントが目白押し。一部の映画館では、過去のハリポタ作品を一挙特別上映。また、今週(11月26日)と来週(12月3日)の2週連続で、日本テレビ金曜ロードショーにて、ハリポタシリーズが放送される予定だ。


 他にも、ハリポタの世界をイメージしたクリスマスツリーが東京丸の内に登場したり、タリーズコーヒーコラボしたドリンクグッズも発売されたりと、盛り上がりを見せている。


 さらに、ダニエルエマ・ワトソン、ルパート・グリンはじめとしたメインキャストや監督が再集結する特番が、米動画ストリーミングサービス「HBO Max」にて、2022年1月1日に配信される予定。ファン待望の同窓会企画となったこの特番だが、ローリングは出演しない見通し。著者であるローリングが出ない理由は明かされていないが、昨年の「月経のある人々」発言で炎上したことによる余波との見方が強い。


<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>



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