マンチェスター・ユナイテッドの新監督就任が迫っているとされるラルフ・ラングニック氏(63)だが、クラブ間の合意に至ったようだ。イギリス『BBC』が伝えた。

ユナイテッドは21日、成績不振を理由にオーレ・グンナー・スールシャール監督を解任。現在はアシスタントコーチを務めていたマイケル・キャリック氏が暫定指揮官を務め、23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のビジャレアル戦では2-0の勝利を飾っていた。

クラブは今シーズン指揮を執れる暫定監督を探している中、ラングニック氏を招へいする可能性が一気に高まることとなった。

現在はロコモティフ・モスクワでスポーツ部門と開発部門の責任者を務めているラングニック氏だが、ユナイテッドとロコモティフ・モスクワが合意に達したとされている。

なお、契約の詳細がまだ整理できておらず、労働許可の申請も必要となるため、まだ取引は完了していない状況とのこと。それでも、公式発表は時間の問題とされている。

28日に予定されているプレミアリーグ第13節のチェルシー戦では指揮を執ることはないものの、30日に予定されている第14節のホーム・アーセナル戦では指揮を執る可能性があるようだ。

リバプールのユルゲン・クロップ監督は「良いニュースではない」とラングニック氏の手腕によって立て直されるであろうユナイテッドが他のチームを苦しめることになると評価しているが、復活を遂げることになるだろうか。

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